丸川珠代の発言 (文教科学委員会)

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○国務大臣(丸川珠代君) まず、様々な危機的な状況というものの中で中止を決断せざるを得ないということは全くないとは申し上げません。ただ、武藤総長がおっしゃったのは、恐らくは、少なくとも競技ができる環境にあるということを前提に中止を考えたことがないということをおっしゃりたかったのではないかなと思いますが。
 一方で、私ども政府の立場がどういうところに置かれているのかということを申し上げますと、少なくとも、私たちは前々から、まず少なくとも費用の面でどうなのかということについては、組織委員会がまず計算してくださる詳細に対して、これはこうやってもっと詰めた方がいいんじゃないか、コストカットできるんじゃないかとか、このお金は水際対策に類するもので国が見られるものである、例えばコロナ対策なんかはそうですけれども、そういう議論をずっとしてまいりました。
 ですので、組織委員会が細かい積み上げをまず示すというところなのでございますが、そういう意味でいいますと、政府として、組織委員会が大会が中止になった場合を細かく積み上げしているかというと、それについては承知はしていないというのが今の現状でございます。
 一方、よく費用負担のこと、政府が、じゃ何かあったときに幾らどう負担するんだということを問われるわけでございますが、これについては、立候補ファイルというのがまさに招致の前に示されるわけですね。平成二十五年、そのファイルに示されている中身というものを私どもは承知をしております。ここには、東京都が、まず、組織委員会が資金不足に陥りますと東京都が補填するということが一にあって、二に、東京都が補填し切れなかった場合は最終的には国が国内の関係法令に従い補填することというふうになっております。
 ですので、関係法令に従うということになりますと、これ、東京都の財政状況が、組織委員会にこの支援をした結果、赤字補填をした結果、悪化していわゆる財政再生団体に陥るなどした場合には地方財政制度に基づいて国から東京都への財政支援を行うと、こういうことになるわけです。そうしますと、東京都の財政規模を考えますと、組織委員会のその不足分を補填できないような状況に陥るというのは今のところ想定し難いというのが私どもの受け止めであります。

発言情報

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発言者: 丸川珠代

speaker_id: 12671

日付: 2021-05-20

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会