田村憲久の発言 (本会議)
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○国務大臣(田村憲久君) 榛葉議員にお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の治療薬についてお尋ねがございました。
新たな治療薬の開発につきましては、厚生労働省としても、一日でも早く国民の皆様の不安を解消できるよう、国内外の企業、研究者の英知を結集して進めております。また、その承認についても、安全性、有効性を前提に、優先かつ迅速に審査を行うことといたしております。
新型コロナウイルスの治療薬については、抗ウイルス薬であるレムデシビルについて、昨年五月に重症患者を対象として特例承認を行い、今月には対象患者を中等症まで拡大をいたしました。また、従来より重症感染症等の治療薬として承認されているデキサメタゾンについては、昨年七月より新型コロナウイルス感染症診療の手引きに掲載しているところであります。
このほか、既存の薬が使えないかどうかを確認する研究や、新しい治療薬を作るために必要な候補物質を探す取組も多くの機関によって行われており、研究費等により支援を行っております。
新型コロナウイルス感染症の変異株についてお尋ねがございました。
静岡県では、英国滞在歴のない患者四名について、英国において報告された変異株が確認されております。現在、推定感染源を調査中ですが、変異株の面的な広がりが確認されているものではありません。また、静岡県において、一月上旬以降、陽性が判明した約四十検体をゲノム解析したところ、変異株は確認されておりません。
変異株に対するワクチンの効果については、WHOなども、現時点において、ウイルスの変異がワクチンの有効性に影響を与えるとのエビデンスは得られていない旨述べていると承知いたしております。
政府といたしましては、引き続き様々な情報を収集しつつ、監視体制の強化を図ってまいります。
ハイリスク者やいわゆるエッセンシャルワーカーへの検査についてのお尋ねがございました。
重症化リスクの高い方々のいる施設に対して重点的に検査を実施し、重症者の発生を可能な限り食い止め、国民の命を守ることが極めて重要であります。このため、昨年八月以降、複数回にわたって、感染拡大地域の医療や介護の施設の従業員や入院、入所者などへの積極的な検査を実施するよう都道府県に要請しており、この検査については実質的に国の費用負担で実施できるようにいたしております。
こうした検査の方法については、PCR検査や抗原定量検査のほか、これまでの科学的知見などに基づき、専門家の議論を踏まえ、複数の検体を混合して同時にPCR検査等を実施する検体プール検査法、一定の要件の下での無症状者に対する抗原簡易キットの使用の二つについて今般新たに実施可能としたところであり、引き続き都道府県と連携しながら一層の取組を推進してまいります。(拍手)
〔国務大臣梶山弘志君登壇、拍手〕