若松謙維の発言 (予算委員会)

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○若松謙維君 公明党の若松謙維です。
 三・一一東日本大震災十年を三日後に控え、質問の機会をいただき、ありがとうございます。
 この十年間、被災地に寄り添い、支えていただいた全国民の皆様に心から御礼を申し上げます。
 改めて、大震災でお亡くなりになった方々に心から哀悼の意をささげます。また、いまだに全国の避難者数が四万一千人、そして福島県から二万九千人の方々が県外に避難しており、被災者の皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。
 公明党復興加速本部として、井上義久本部長とともに、二月二十一日、宮城県に入りまして、今まで仙台から片道三時間以上要した気仙沼が一時間半で到着し、さらには、南三陸、石巻、東松島を含めて一日で視察することができ、復興が大きく前進したことを実感いたしました。しかし、石巻市では大規模な排水事業が現在でも未完成であり、今後五年間の復興・創生、第二期の復興・創生期間での完了を期待したところであります。
 二月二十七日は福島県に入り、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館を視察しました。そこでは、原発事故の映像、除染防護服、フレコンバッグ等の遺構品が展示され、複合災害の複雑さに強烈な印象を受けました。
 パネル、資料一を御覧ください。(資料提示)
 昨日のNHK番組にもありましたが、双葉町は今でも帰還者がゼロでありまして、この写真は一週間前の駅近くの商店街であり、電柱が傾いたままです。復興の入口にも立てない十年前の姿そのままの現地に立ち、福島の復興はまさにこれからが正念場であると思いました。
 先日、クロソイの放射線量が五百ベクレルを超えたとの報道がありました。それは事実としても、世界標準、基準の千ベクレル以下から見ると決して危険ではないという客観的な報道がないと、風評と長年闘い、米も魚も基準以下の放射線量にするために県民がしてきた大変な十年間の努力が一瞬のうちに消えてしまいます。報道関係者の皆様には、今後の客観的な報道の在り方を強く要望して、質問に入ります。
 福島、宮城、岩手と、多くの被災者は、深い悲しみを乗り越え、大震災十年後の復興・創生二期を新たなスタートとして迎えます。その大きな希望が、昨年延期になった三月二十五日のオリンピック聖火リレーのグランドスタートであり、福島県のJヴィレッジで行われます。
 総理には、是非出席していただき、コロナ禍の重い空気を一掃する機会にしていただきたいのですが、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 若松謙維

speaker_id: 28195

日付: 2021-03-08

院: 参議院

会議名: 予算委員会