杉本和巳の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○杉本委員 維新の杉本でございます。
今日は一般質疑ということではありますが、五十周年ということで、思いのたけは委員会決議で、与野党の筆頭、理事、委員の皆様の御尽力で決議につながっていくということでございますので、まずもって、この場をおかりして、この決議ができることに敬意と感謝を申し上げたく存じます。
さて、外交のことを外務委員会でも大臣とは質疑する機会があるんですが、貴重な機会なので、またお時間をいただいて恐縮でございますが、安倍総理のときは、あるいは菅総理に継承されたときは、茂木大臣と、地球を俯瞰する外交なのか、地球儀を俯瞰する外交なのかみたいなやり取りをしておって、答えは地球儀を俯瞰する外交でいらっしゃったかと思うんですが。岸田政権になって、林外務大臣で、新時代のリアリズム外交ということでございます。
ちょっと今日は韓国のことに触れさせていただきたいんですけれども、歴史をしっかりと我々は把握しておくことがとても大事なんじゃないかな。
八年ほど前に亡くなられました外交官、岡崎久彦さんが書かれている、韓国駐在時に執筆されている、中公文庫でもう絶版になっているんですが、「隣の国で考えたこと」というものを読ませていただくと、例えば高句麗と高麗の違いが分かるかなみたいなことを自分でも恥ずかしながら感じるようなことがあったりとか、あるいは任那という国があったりとか、あるいは日韓併合がやはり韓国の方々には相当重く突き刺さった状態が歴史的には続いているんじゃないか。言葉で言うと、英語なんでしょうかね、アンティパシー、この相互アンティパシーというか相互嫌悪感みたいなのが何か横たわってしまっているということなんですが。また、両班という言葉があって、歴史的な身分みたいなのが韓国にあるということでございますが、五月十日に新政権が発足するので、とてもいい機会が巡ってきたというような意識がありますので、そんなことを質疑させていただきたいと思います。
それで、ちょっとまだ枕が長くて申し訳ないんですけれども、夜中に番組がありまして、再放送だったんですが、ミャンマーのことをやっていました。
ミャンマーの内戦で六十万人以上の方が家を追われるような状態で、軍部によるクーデターと抵抗する勢力の若者たちのゲリラ戦みたいなことで、ウクライナの問題は度々質疑させていただいていますが、やはりミャンマーにも、五十六万とか六十万とかいう数字が報じられているんですけれども、そういった人道的な問題があるということはもう十分御認識だと思いますが、この場をおかりして共有させていただきたいと思います。
それと同時に、ミャンマーの軍に対して、現政権というか、我々は承認していないですけれども、ロシア製の戦略爆撃機なのかジェット戦闘機なのか、ヤク130というのと、それから、中国製の同戦闘機なのか爆撃機なのか、K8というものが、国連は武器輸出をしないでほしいという要請をかけていても、実際はミャンマーが導入をしているというようなことも事実としてあるということで、我々は本当に、このアジアの緊張がどんどん増していく中で、人道の問題も、そして安全保障の問題もしっかり考えていきたいということでございます。
それで、まず最初に、難民というか、順番を変えて恐縮なんですが、大臣にも御認識いただきたいので、最後の出入国管理の関係で丸山出入国管理部長さんに御答弁いただきたいと思っているんです。
ロシア人で、我が国の北方領土の国後島から亡命のために泳いできたという、難民認定申請を求めているワースフェニックス・ノカルドさん、三十九歳、この方がコメントとして、島を離れた判断は正しかったと振り返った、ロシアに残っていたら戦地に送り込まれていたかもしれない、こういう主張をされ、これは共同に対するお答えですけれども。
事実関係は、ノカルド氏は、昨年八月、北海道標津町で警察に保護され、入管施設に収容された後、難民認定を申請、同十月に仮放免され、以降、今回初めてメディアの取材に応じたという四月九日の報道があるんですけれども、国後水道という国後と択捉の間の境というのは水の流れが激しくて泳げないと思うんですが、日本の国後島から日本の北海道に渡ることは、大変なことではあるものの、可能なような感じがいたします。
この例を引くまでもなく、現在の全体主義的なロシアから脱出したくて、日本に難民として来たいというロシアの国民の人たちは多いかもしれないし、林大臣も、差別などしないでほしいというようなコメントを出されたやに記憶しておりますが、この方の安否というか安全というのは確保されているのかどうか、この点を担当の政府参考人から御答弁いただきたいと思います。