小熊慎司の発言 (外務委員会)
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○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。
会津出身の小熊慎司が、長州の林大臣にお聞きをいたします。
また、大臣におかれましては、私が、新井将敬先生の秘書の後に、元外務大臣の伊東正義先生の後継の斎藤先生の秘書になったときに、衆と参と違いがありましたが、同期扱いということで、そうしたことでいろいろな御指導をいただいていたわけであり、私も初当選が参議院でありましたから、参議院のときも党派を超えていろいろ御指導いただき、また、今GNPからGNIに指標が変わっているのも、これは超党派の議連をつくってそれを実現したということで、様々、いろいろな結果も出してきているところであります。
林大臣の人格、能力については、太さんからも言ったとおり、将来の総理候補の最右翼ということでもありますが、外務大臣、非常に重要な役割を担っていく上で、今課題も多い中で、しっかりとその能力を発揮してこの課題解決に努めていただきたいということを冒頭申し上げ、質問に入ります。
在日米軍駐留経費、松原委員は、この強靱化というのもきちっとアメリカにも伝えるようにしようと。今まで、思いやり予算は俗称、ホスト・ネーション・サポート、いろんな言い方がありましたけれども、これは個人の感覚です、同盟強靱化予算というのは、今風に言うと、いきっているなという感じがして、昭和っぽいというか、しょっぱいというか。この手のものって、政治家の発想として言えば、こういう略称をつけるときには、本質を表すために分かりやすく言う場合と、ごまかす場合に、オブラートに包むためにこういう略称を使う場合と、いろいろあると思うんですね。
僕は、在日米軍駐留経費というのは非常に大事な、これは国民に理解を求めなきゃいけないと先ほど徳永さんも言っていましたけれども、ある意味では、在日米軍駐留経費強化予算とかで素直にやっていた方がいいと思うし、大事なことは、これは本質の問題です。いろんな問題を含んでいます。
本質の問題を一問だけ私は通告していますけれども、これは一方で、外形的には片務性とか非対称性なので、だから、前大統領のトランプは、不公平だ、増額しろとやっていたわけですよ。
日米同盟というのは、外形的には非対称性ですけれども、日本に在日米軍がなければ、沖縄の基地負担は問題ですよ、だけれども、米軍が日本にあること、また、日本が、価値と様々な法体系を共有している国が東アジアにあるということでどれだけアメリカが助かっているかということも、これは、多くの方が理解しているけれども、理解していない人もいる。だから、外形的なものだけ見て、不公平だ、日本は金だけで血を流さないじゃないかみたいな単純な議論に陥ってしまうんです。これは、日本が日本でなければ、違う国体であれば、アメリカが東アジアに投じなきゃいけない犠牲というのはもっとあったはずなんです。アメリカも得をしているんです。
この日米同盟というのは、いろいろな問題、地位協定や沖縄の問題もありますけれども、総枠的にはお互いの国にとって合理的な利益をもたらしているんです、地域の安定ももたらしているんです。でも、これがちゃんと理解をされていない。だから、そういう、不公平、又は余計な負担が必要だというようなことにもなりかねないんです。
だから、外形的には非対称性なんですけれども、意味的には非常にお互いの国にとっていい、地域にとっていいということをもっと理解を、政治家の人たちも含め、我が国においてもそういうふうに考えてしまう人がいるわけです、両国共にこの理解を深めなきゃいけない。そうでなければ、この経費負担が正しいのか、その意味に合っているのかということが判断できないんです、それは、だから、徳永先生が細かくやりましたけれども。
ですから、外形的には違うもの、ただ、意味的にはお互いのウィン・ウィンになっているということをもっと強く打ち出さなければならないというふうに思いますが、それについて、そうした本質的な説明をしっかり打ち出していくこと、これは国民を含めてです、両国民含め、どうしていくのか、お伺いいたします。