勝俣孝明の発言 (環境委員会)
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○勝俣委員 ありがとうございます。
もう一点、再エネの技術開発についての質問でございます。
先ほど問題になっております太陽光発電事業でございますけれども、太陽光パネルの技術開発が日本は本当に遅れてしまっています。一九九九年から二〇〇六年までは我が国のシャープが生産量も世界トップであったと言われていますけれども、現在は中国企業に席巻されているわけでございます。
現在の我が国の抱えるメガソーラー発電事業の問題において、やはり、我が国のこの国土を考えたときに、先ほど来からありますように、中山間地の多い土地に山林を切り開いてたくさんのソーラーパネルを置くのは少し無理がある、これは誰もが想像できるわけです。実際に、平地面積当たりの太陽光の発電導入量は我が国は世界断トツトップですね、二位のドイツと比較して二倍以上。これ以上現在のエネルギー変換技術効率の状況で増やしていくのは非常に厳しいのではないかというふうに思います。
であるならば、我が国の地形に適した太陽光パネルを技術革新によって造ることは、こうした課題解決に私はつながってくるのではないかと思うんですね。まさに私たちの掲げる環境と経済の好循環であります。
ですから、例えば、太陽光パネル百枚で年間発電量が三万キロワットアワーだとすると、技術革新で交換効率を十倍にできたとします、そうすると、単純に、同じ年間発電量を生み出すのに、逆に言うと十分の一のパネルの数で済むということになるわけですね。ですから、パネルの設置面積も非常に少なくて済むわけです。
ですから、昨今では、ガリウムヒ素太陽光電池のようなモジュール交換効率の非常に高い技術や、先般も委員会でありましたけれども、ペロブスカイト太陽電池のように、薄くぺらぺらした、どこにでも貼れるような、こういった技術開発も行われております。こうした太陽光パネルの発電技術革新を徹底的に進めて、我が国の国土に適した利用ができるようにしていくことが問題解決の一助になると私は考えますし、まさにエネルギー基本計画の目標達成のためにも必要であるというふうに考えております。
そこで、今回の温対法改正に当たって、単なる再エネの発電事業だけでなくて、このように、まさに前例に乏しく、認知度が低く、リスクは高いけれども技術革新が期待できる事業に投資をしていくことが大変重要なことであるというふうに考えておりますが、いかがでしょうか。