新藤義孝の発言 (憲法審査会)
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○新藤委員 自由民主党の新藤義孝でございます。
参考人の方々には、急なお願いでございますにもかかわらず私たちの要請に御対応いただきましたことを、まず冒頭に御礼を申し上げたいと存じます。
これまで、私たち衆議院の憲法審査会におきましては、憲法改正国民投票の公平公正を確保するために、テレビ、ラジオのCM規制の在り方について議論してまいりました。その過程で、こうした放送CMの取扱いに加えて、伸長著しいインターネットCMの取扱い、さらにはインターネット上の様々な表現活動全般について、国民投票を行う際に公平公正をどう確保するのかという問題が新たに論点となったわけであります。
その意味で、本日お出ましをいただいたわけでありますけれども、両参考人に、インターネットの情報環境についての御意見を伺うこと、それから国民投票とインターネットの関わりについてのお考え、総括的なことになってしまうと思いますけれども、改めて、もう少し今の最初の御意見表明に加えて、そのことを教えていただければありがたい、このように思っております。
インターネットの特徴は、有償、無償を問わず、SNSを通じて国民が自由に自ら情報発信を行えるという側面があります。しかし一方で、最近のAIを使ったプロファイリングですとかマイクロターゲティングによるフィルターバブル、フェイクニュース、こういった氾濫、こういった問題も出てきていると承知しています。
憲法改正の国民投票実施の際に、投票者が的確な判断を行えるように、憲法改正原案に対する公平公正かつ多様な情報が提供され、自由に取得できる環境を整えることが何よりも大切だと考えています。憲法改正に関わる適切な情報の提供がなされているかということを確認するために、何らかの対処が必要だ、何らかのことを考えなければいけないと考えておるわけですけれども、その際には法的な規制を行うというやり方もなくはないんですが、その場合に、公的な機関が関わる場合には、発信の自由だとか表現の自由とどう整合性を取るかという問題も、これは当然整理しなきゃいけないというふうに考えます。
そこで、まず総括的にお二人にお尋ねしたいと思いますが、ネットにおける国民投票の公平公正と表現に関して、どのようにこの問題を考えて、そしてバランスを取るかにつきまして、それぞれのお立場から御意見を頂戴したいと思います。
もう既に楊井さんの方からは具体的なお話もいただきましたが、その意義と、やはりそれをきちんと社会に定着させていく、こういうことが必要だと思うんですが、そこも含めて御意見を頂戴したいと思います。