藤巻健太の発言 (原子力問題調査特別委員会)
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○藤巻委員 理想だったり目標だったり、そういうのを掲げるのは非常に大事だとは思うんですけれども、やはり、まずは目の前の現実をしっかり受け止めて進めていかなければならないと思います。
現在、ウクライナ情勢の影響もあり、ガソリン価格や原材料費の高騰による物価高、コスト高により、日本経済は今、大変な状況にあります。
特にエネルギーに関しては、価格上昇が起こり、同時に供給も不安定となっております。先月二十四日には、首都圏で大規模停電の危機が起こりました。また、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の上昇が長期化する懸念も出ています。
電力供給の方に目を移しますと、原子力が停止したことによる代替の天然ガスなどの利用量の増加や、エネルギーの海外依存による負担増が考えられます。厳しい規制措置が行われたことで、原子力発電所は現時点で僅か十基しか再稼働をしておりません。国民の皆様の厳しい目はあったにしても、この再稼働の遅れが影響し、日本の原子力産業、技術力は衰退している状況です。大学や大学院の原子力の学科や研究科に進む学生の数も減っています。
そのような中、私たち日本維新の会では、松井一郎代表が二月二十八日に、電力が逼迫するとコストが上がり過ぎ、生活が成り立たなくなるとの認識を示し、動かせる原発は夏に向けて全て動かす判断を促す要請を政府にしております。
加えて、我が党は、電力価格の高騰などに対応する緊急経済対策を萩生田経済産業相に三月十五日に提出しております。内閣の責任として、原発再稼働を提言しております。もちろん、徹底した安全対策を施すことは大前提でございます。あのような事故は、もう二度と、絶対に起こしてはなりません。
その上で、改めて、再稼働についての現状や課題、今後の方向性をどうお考えになられているのか、お考えをお聞かせください。