三村淳の発言 (財務金融委員会)
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○三村政府参考人 お答え申し上げます。
まさに先生のおっしゃいますように、大変、日本の財政事情、厳しい中でございますけれども、一方で、今、コロナの危機に見舞われてございます。先生がまさにおっしゃられましたように、このコロナの危機、途上国も含めまして世界全体で乗り越えていきませんと、まさにオミクロン株に見られますように、絶え間ない変異株が出てきてしまうというようなことにもなりますし、あるいは、世界のサプライチェーンが制約を受けて、日本の経済活動も影響を受けるということもあるわけでございますから、まさに世界全体でこの危機を乗り越えなければ、日本のコロナの危機も終わりませんし、経済的な回復もないというふうに思ってございます。
当然、二国間の、バイの支援というものもやっていくわけでございます。このコロナの中でも緊急円借款などをやってございますけれども、何といってもこれはグローバルな問題でございますから、やはりこのIDAを始めとした国際機関の知見と資金をしっかりと生かすということが非常に重要でございます。
先生がおっしゃいましたように、IDA、世界的にも最大規模の援助機関ということでございまして、ここでやる取組がまさに世界の開発課題の大きな方向性を決めると言っても過言ではございません。そういった中で、私ども、このIDAの支援、大変重要だと思っておりますし、足下のコロナ危機を離れましても、昨今、中国を始めとした新興国、多くの貸付けも行いまして、途上国への影響力も高めているところもございます。こういったところに日本のバイのお金だけで対抗するというよりは、やはりこういった国際機関の知見とノウハウと資金を、場合によっては、ほかの国からこの国際機関に集まってくる資金も生かしながら、日本が重視しております開発課題を推進してもらうということは極めて重要と考えておりまして、こういった観点から、私ども、本日審議をお願いしておりますIDAも含めましたマルチの支援というものも大変重要な外交ツールである、国際金融外交ツールであるというふうに認識してございます。