足立康史の発言 (内閣委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○足立委員 議院内閣制にもいろいろな国があって、イギリスも議院内閣制ですが、国会修正は頻繁に行われています。
だから、やはり日本は、いわゆる私たちが五五年体制として批判してきた、今、新五五年体制として批判してきた、それが今壊れつつあると思っていますが、実は、国会全体は、選挙で、民意で、その新五五年体制が壊れてきていると私は確信をしているわけですが、実は、岸田内閣はそれへの抵抗勢力として、改革派であった安倍、菅内閣と違って、岸田内閣は、さっきのを見てください、まだ一本も応じていないんですよ。岸田内閣、この後一体どの法案でやろうと思っているのか分かりませんが、一丁目一番地のこの経済安保で修正しない。
決して議論がなかったわけではないんですよ。これを御覧いただいて。
先ほど立憲の森山さんは、今日、修正案を出されました。今日、修正案を出されました。我が党は審査できませんでした。だから、水面下でいろいろやられていたと思うんですけれども、最終日に修正案を出してくるというのは、まさに五五年体制なんです。裏でいろいろやって、それで、最後、一応、仕事していたもんねということを何となく見せるという。余り意味ないです。だって、森山さんたちの修正案は、私たち日本維新の会は、役員会、討議で、それぞれの賛否を決めるところに入っていませんから。だって、今日出たんだから。
私たちは、年明け、一月二十七日に小林大臣のところに提言をお持ちして、そして、閣法の提出を待って、それを分析した上で、私たちの赤い提言に、赤いってそういう赤いじゃないですよ、単に赤いだけなんですけれどもね、議員立法を国会に提出する。それで、一応、与党の皆さんも、修正協議には応じるということを言ってくださったんですが、結論は、さっき申し上げたように、岸田内閣は一切応じていないんです。聞く耳ないんです。
だから、この黄色で示したところは何かいろいろやっている。私は、日本維新の会としては、十分なよい議論ができたと思っているんですよ、今日に至るまで。しかし、一切の条文修正がなかったことについては大変遺憾に思っています。
その内容については、ほぼ附帯決議に入れていただきました。それは感謝申し上げますが、同じ内容ですよ、自民党も公明党も賛成だと言っている附帯決議。後でやりますけれども、自民党も公明党も賛成だと言っている内容がなぜ条文に入れられないんですか。
私たちが条文に入れてほしいと申し上げたのは、いろいろな紆余曲折がありますが、最後、ここだけはと申し上げたのは見直し規定です。見直し規定が三年をめどと書いてあるんだけれども、体制整備は、法案成立後、すぐにやった方がいいでしょう。だから、速やかに体制整備を検討する、そして、公明党さんが事前審査で落とさせた罰則を始めとする実効性の確保については、この法律の施行後、適当な時期においてというふうな提案をしました。
結局、見直し議論については、三年を待たずにすぐにやらないといけないもの、適切な時期にやらないといけないもの、そして最後に、時期が来たら、要は三年後という、三段階での見直し規定を入れておくことに何の不合理もない。むしろ、だって、自民党も公明党も賛成なんだから。それが駄目なんだったら、附帯決議、反対してほしいんですよ。でも、いずれ忘れ去られる附帯決議ぐらいなら入れておいてあげよう、条文修正したら何か維新が目立つから、参院選も近いからやらないと。
岸田内閣は、参院選が近いから、とにかく野党、特に維新の会は潰しておかなければならないということで、維新の会の修正提案、これだけやってきたにもかかわらず、今申し上げた合理性のある修正提案に対してゼロ回答でありました。
与党からの返事は、いやいや、三年後の修正、検討という検討条項があるだろう、だから、三年後というところに全部含まれているからいいんだと言うんだけれども、違うでしょう。速やかに、適切な時期に、三年後と、三段階で書けばいいんですよ。
極めて合理性の高い我が党の修正案が取り入れられなかったことについては、特に、公明党さんが事前審査でやったところに我々がいれば、要は、公明党さんが罰則はない方がいいんだとおっしゃった、それはいいですよ、御意見としては。でも、それは国会で議論したかったんですよ、公明党と。公明党と自由討議して、政府だけじゃない、政府・与党を挙げて私たちと国会で議論したら、私たち、絶対負けなかったと思いますよ。まさに、先ほど大臣は、事前審査については議院内閣制だからとか、なかなかそれは自分の立場からはと申し上げても、事前審査というのは政府が与党にさせているわけです、してもらっているわけです。だから、政府も当事者なんです。
私は、透明性が欠如していると。だって、伊佐さんが本会議で自白したから事前審査で落としたと分かったんだけれども、普通は党本部の中でやっているから分かりません、不透明です。それから、国会軽視です。国権の最高機関が形骸化する、こういうデメリットが事前審査にはあると断じざるを得ないんですが、それが典型的に表れたのが今回の経済安全保障法制の審査であった。
私は、大臣及び事務方には感謝しているんですよ。問題意識は一緒ですから。これは絶対やらなあかん。しかし、統治機構の中で国会をこれだけ軽視する内閣を私は見たことがない。これを見てくださいよ。岸田内閣は聞く耳がないんです。
大臣、少し、閣内でよく議論する、デメリットを解消することは必要だと思いませんか。