金子原二郎の発言 (農林水産委員会)
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。
中山間地域における農地は、我が国全体の約四割を占めておりまして、国土保全等の多面的機能の発揮の観点からも重要な役割を担っております。
このため、農林水産省といたしましては、中山間地域等直接支払交付金等による地域の共同活動への支援、それから、最適土地利用対策等による荒廃農地の解消等によりまして、荒廃農地の発生防止と解消を進めています。
我が国において、農地を取得する際、外国人や外国法人の別はありませんが、農地法におきまして、取得する農地の全てを効率的に利用して耕作を行うこと、役員の過半数が農業に常時従事する構成員であること等の要件を満たす必要があります。このため、地域とのつながりを持って農業を継続的に営めない者は農地を取得することはできません。外国人や外国法人が農地を取得することは基本的に困難であると考えております。
また、林地については、森林法におきまして、新たに林地を取得した者への届出の義務づけ、保安林制度や林地開発許可制度による開発等の規制などによりまして、外国法人等が林地を取得した場合でも森林の有する多面的機能が確保されるよう措置しております。
野生鳥獣による農作物被害額は近年減少傾向でありますが、依然として農山漁村に深刻な影響を及ぼしています。改正鳥獣被害防止特別措置法に基づきまして、市町村区域をまたぐ広域的な捕獲、人材育成等、更なる鳥獣被害対策の充実強化を図ってまいります。
地域の貴重な資源である農林地は国民共通の財産であることから、今後とも農林地の確保に努めてまいりたいと思います。