梅谷守の発言 (農林水産委員会)

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○梅谷委員 ありがとうございます。過去の答弁とそこまで大きく変わるわけではないというのが、今のお話を伺わせていただいて感じたところです。
 食料自給率には、これも釈迦に説法ですけれども、国民に必要な食料確保として、この水準を超えていれば問題ないというミニマムの水準がない。国内消費と国内生産の関係で、数式で決まるものだからです。これに対して、先ほど緑川委員もお話しされたようですけれども、国内の食料供給力については、国民に必要な食料確保の観点からミニマムの水準を設定することができる、こうした食料安全保障に関する議論を深めるために、二〇一五年に、食料・農業・農村基本計画において農水省は食料自給力を初めて指標化をしました。
 東大の農学部の元教授で、また福島大学の食農学類教授の生源寺眞一先生が、ほか十三名の専門の先生方の寄稿を集めて編著をされたんですね。その「二十一世紀の農学」という中に、このようにあります。
 「食料安全保障の観点から憂慮されるのは、現在の食生活からコメ・小麦中心の食生活に転換しても食料供給力が千七百キロカロリー程度であるところにある。しかも国内の農業生産は縮小傾向にある。その動向次第では、食料供給力はさらに低下する懸念もある。食料自給率の問題の核心部分はここにあるといってよい。目標とするべきは、食料自給率の向上よりも、食料自給力の向上なのである。」こういうふうに指摘をし、そして、「安定した社会のためには、ミニマムの食料確保が不可欠」、中略、「潜在的な食料供給力の水準をたえず確認し、これを向上させる施策に取り組むことは重要な政策課題である。」としています。
 そこで、お尋ねしますが、この食料自給力を今後の食料・農業・農村基本計画の中に目標値として盛り込むべきだと考えますが、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 梅谷守

speaker_id: 6456

日付: 2022-03-02

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会