金城泰邦の発言 (農林水産委員会)
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○金城委員 おはようございます。公明党の金城泰邦と申します。
質問に入ります前に、昨夜十一時過ぎに起きました宮城、福島での震度六強の地震、東京の方でも大分揺れましたが、宮城、福島におかれましては、一人の方がお亡くなりになり、少なくとも百二十六人以上の方がけがをされたということで、亡くなられた方には心からお悔やみ申し上げますとともに、けがを負われた方にお見舞い申し上げたいと思います。政府におかれましては、迅速な状況把握と支援をお願いしたいと思います。
それでは、質問に入らせていただきます。
まず初めに、沖縄の基幹作物でありますサトウキビの生産農家及び製糖工場への支援についてでございます。
サトウキビの生産構造は、農家戸数が全体的に減少しておりまして、農業従事者の高齢化が進んでおります。結果的に、単収は減少傾向にある。今後は、担い手の育成を始め、老朽化した製糖工場の更新などの生産体制の強化が必要になっております。
私も、去年、おととしと、沖縄の各離島を回る中で、特にこのサトウキビの生産に御尽力されております南北大東島に行ってまいりました。今回は、その南北大東の頑張っている状況と課題についてお話しさせていただきたいと思います。
まず、南大東島でございます。沖縄県那覇市から約三百六十キロ離れた島でございます。こちらは、島のつくりも石灰岩でありまして、農家の方々への貯水池、そういったものも、また、自然の池もあるんですが、海水が浸透してきて、水をためているところの半分はもう海水、上が真水という状況の中で、サトウキビ農家の方々は、水の確保に非常に苦労しておられます。
その南大東島におきましても、貯水池は既存のものがあるんですが、それが老朽化しておりまして、その貯水池の新設が必要ということで、今工事が着手をしたところでございますが、また、なかなか厳しい状況もあります。
ある農家の方は、自分でタンクを造って、マリンタンクというもの、小さいプールのようなものを自前で造りまして、そこのタンクの水をトラックに入れて、そして畑まで、一日二十回も往復したりしてサトウキビを栽培している。その努力も報われて、沖縄県でも一番作物を出荷した、そういった努力をされている方が南大東島で頑張っておられました。
そういった農家の方が収穫した作物、それを製糖工場で砂糖にしていく過程があるんですが、製糖工場におかれましても、働き方改革によりまして、今まで二交代体制でやってきたものが三交代にしなければいけない、そうなると、季節労働の方からやはり正社員という形でやっていかないとなかなか人員確保が難しい、そういったところから、人材を確保するための取組として宿舎の建設も今後必要になってくるということがありました。
そういったことも含めまして、南大東島におけます貯水池の新設の取組の促進、そして、働き方改革によります製糖工場の宿舎建設に御支援をいただきたいと思っております。
また、隣の北大東島、こちらも同じく雨量が非常に少ない状況でございましたが、これまで、水の確保はしっかり取り組みながら、また、土を、様々な堆肥を使いまして、牛ふん、鶏ふん、そういったものを活用しながら、地力の増進に取り組んでこられました。
そういった中でも、近年、令和元年度になりますと、農家の方の戸数も増えてきまして、その一年で六戸の方々が、農家が増えまして、今百四戸まで増えたというような報告もされている状況でございます。
農家の方々は非常に頑張っているんですが、それを最後に砂糖にしていく段階で、製糖工場が非常に老朽化している状況でございました。私も工場、現場を見ましたが、砂糖にするためのボイラーが、昭和三十七年製ぐらいですか、そういった古いボイラーを使っている状況。さらには、その工場の建屋が非常に古くて、ひびが入っているどころではなくして、柱の一部が欠けているような状況もございました。非常に危ない状況の中で工場が営まれている状況でございます。
そういった状況におきまして、農林水産省の御支援をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。