小山展弘の発言 (農林水産委員会)
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○小山委員 是非、お茶の需要拡大に向けてお取り組みいただきたい。
先日、災害対策特別委員会の際にもお越しをいただいておりました、茶業会議所の会頭もお務めになって、自民党の皆さんにも大変なじみのある戸塚進也先生が今日は傍聴にお見えになっておられまして、大変お茶のことにも、進也先生からも私も御指導賜っております。
今年の令和三年のお茶の茶価が回復したというお話が今御答弁の中でございまして、それ自体は悪いことではない、いいことなんですけれども、ただ、去年のお茶の価格というのは過去最悪なんですね。その前の年も、その前の年時点では過去最悪、ずっと下がってきておりますので、茶農家の方々の経営体力というのはもう限界に来ている。
中小の茶農家あるいは家族でやっている方で、廃業される方、私も、一番茶の季節になると茶工場などを訪問したり、それこそ進也先生に御指導いただいて伺ったりしておりましたが、年々、茶農協、工場を閉鎖してやめるところがある。これは産地によっても違うのかもしれませんが、是非、お茶の需要拡大、そしてまた茶農家の方々の所得の向上に向けて今後もお取り組みをいただきたいと思います。
今の大臣のお茶の健康に対する効果というところに関連して、次の質問をさせていただきたいと思います。
実は、今から私が申し上げることは、厚生労働委員会で、私どもの党の山井和則議員が田村厚労大臣に質問した部分と重なる部分もございます。
京都府立医科大学の松田修教授によると、試験管実験において、お茶のカテキン、カテキンの中でもエピガロカテキンガレートというものですけれども、これによって、新型コロナウイルスの従来株についてはウイルスの不活化が認められた。ウイルスで、えへん虫みたいなとげのところにエピガロカテキンガレートが取りついて、スパイクをつるんつるんにしちゃって、スパイクの機能をなくしてしまうというような不活化です。
このことから、お茶を飲むことは薬の代わりにはならないですけれども、新型コロナウイルスが例えば口腔内に、無症状の方でいらっしゃった場合に、お茶を飲みながら御飯を食べるとか、お茶を飲んでいるというのは、口腔内のウイルスを不活化できる可能性が高いこと、また、新型コロナウイルスは飛沫感染ですから、口腔内、口の中が事実上の殺菌されるようなことによって、うつす可能性も低く抑えていくことができるのではないだろうかと。こういった、薬やアルコールのような消毒剤ではないんですけれども、他人への感染のリスクを低減できるというような公衆衛生的な効果というものまでは考えることができるのではないかな、そのように認識されております。
しかし、今私も試験管の中で従来株のと限定して申し上げてまいりましたとおり、一つには、人体への臨床実験というものが伴っていないということと、従来株での実験であって、変異株の出現に追いついていない、恐らくある程度は共通性はあるとは思うんですけれども、やはり変異株そのものでやれていないというようなことから、なかなかこのような研究成果、非常にすばらしい研究成果を公衆衛生的な予防にも生かし切れておりません。
もっと、このような公衆衛生的な効果が予想できる、期待できるお茶などの食品についての研究を政府としても予算を増額して後押ししていく、また、国内農産物の消費にも関係をいたしますので、農水省としても支援をしていくべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。