大野敬太郎の発言 (文部科学委員会)
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○大野副大臣 ありがとうございます。
既存の大学の資金支援のお尋ねをいただきました。
主に三つに分けられると思いますけれども、まずは基盤的経費、これは、運営費交付金でありますとか、あるいは、私立大学におきましては経常経費の補助金とかでございますが、これは、基本的には、まさに字義どおり基盤的な経費ということでございますので、研究環境の整備には必要不可欠ということになりますので、今後とも必要だというふうに認識をしております。
また、御指摘いただきましたような科研費を含むような競争的資金につきましても、研究者の自由な発想あるいはやる気を引き出すという意味で、多様な研究者の育成をしっかりと引き出していくということで、これも必要だということであります。
それから三つ目におきましては、お触れいただきましたとおり、SIPとかPRISMとか、まさにCSTIが司令塔の機能を果たしてターゲット領域を定めて、その中で大学の基礎的な研究力をしっかりと社会実装につなげていく。
この三つの主に柱が立っておりますけれども、お尋ねの大学ファンドにおきましては、まさに目的がちょっと違うところがありまして、世界と伍する研究大学の実現に向けて、諸外国のトップレベルの研究大学との資金力の差を縮める、そしてファンドの運用益によりまして大学の研究基盤への長期的、安定的な支援を行うものでありまして、従来の支援策とは全く目的が異なり、大学自身の明確なビジョンに基づく前例のない改革を通じた研究基盤の抜本的強化を行う取組を支援することとしておりまして、その使途については、可能な限り、各大学の自由裁量の下、柔軟かつ適切に決定されることが重要だと考えております。
このように、政策目的が異なりますから、既存の基盤的経費あるいは競争的資金、あるいはSIP、PRISM等のCSTIの措置、これも同時に行うということが全体的な研究力の向上あるいは人材の育成に非常に重要だと考えてございます。