萩生田光一の発言 (本会議)
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○国務大臣(萩生田光一君) 鈴木議員からの質問にお答えいたします。
二〇五〇年カーボンニュートラルや二〇三〇年度四六%削減目標の達成への意気込みについてお尋ねがありました。
これらの目標の実現は、極めて挑戦的な課題です。他方で、世界的な脱炭素化の流れの中、我が国の成長戦略として、脱炭素に向けた投資を活発化させ、新たな技術や市場を獲得することが必要不可欠です。
このため、今後、クリーンエネルギー戦略の中で、二〇三〇年や二〇五〇年の野心的な目標に向けて、どのような分野で、いつまでに、どういう仕掛けで、どのくらいの投資を引き出すのか、時間軸を示しつつ、経済社会変革の全体像及び道筋をお示しします。経済産業省の取りまとめの下、政府一丸で検討を進め、国民の理解を得ながら、官民一体となって、強い気概を持って実行に移してまいります。
再エネ導入に伴う電気料金の上昇や系統接続についてお尋ねがありました。
国際競争力を維持し、国民生活への影響を最小化する観点から、電気料金の抑制は重要な課題です。二〇五〇年カーボンニュートラルを目指す中で、再エネ電源については、入札制の活用や研究開発への支援等を通じ、コストの低減を図ってまいります。
また、系統接続については、SプラススリーEを大前提として、再エネが優先的に系統を利用できるよう、ルールを見直しているところです。加えて、全国大の送電ネットワークの将来的な絵姿を示すマスタープランを通じた計画的な系統増強により、再エネ導入拡大を進めてまいります。
カーボンニュートラルの実現について、力を入れるべき分野や業種についてお尋ねがありました。
製造業は、高い生産性と国際競争力で我が国経済や雇用を支える重要分野ですが、温室効果ガス排出量は全体の約三割を占め、その脱炭素化への対応は急務です。
政府としては、既に、カーボンニュートラルへの対応として、二兆円のグリーンイノベーション基金の活用による、次世代蓄電池や水素航空機向けコア技術の開発、水素還元製鉄による生産プロセスの脱炭素化など、製造業の脱炭素化に取り組んでいます。
加えて、今後、クリーンエネルギー戦略において、二〇三〇年や二〇五〇年の野心的目標に向けて、製造業を含め、どの産業分野について、いつまでに、どういう仕掛けで、どのくらいの投資を引き出すか、時間軸を示しつつ、社会経済変革の全体像及び道筋をお示しします。
経済産業省としては、カーボンニュートラルの実現に向けて、官民の投資を結集し、成長のエンジンへと転換することで、産業競争力強化につなげてまいります。
原子力発電所の規制基準を含めた国民への説明と最終処分場についてお尋ねがありました。
原子力発電所については、福島第一原発事故の教訓を踏まえ、独立した原子力規制委員会において、世界で最も厳しい水準の新規制基準が策定されています。こうした新規制基準の内容を含め、原子力政策について、国が前面に立ち、引き続き、地元や国民の皆様に丁寧に説明してまいります。
また、高レベル放射性廃棄物の最終処分は、日本社会全体で必ず解決しなければならない重要な課題です。これまで全国での対話活動に取り組んできた結果、二〇二〇年十一月から、北海道寿都町と神恵内村において、文献調査を実施中です。住民の皆様には、処分事業等に関する様々な情報提供を行っています。
今後、全国のできるだけ多くの地域で文献調査を実施していただけるよう、引き続き、国が前面に立って対話活動に取り組みます。(拍手)
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