古川直季の発言 (予算委員会第八分科会)
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○古川(直)分科員 ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。
もう一点、これは要望だけにとどめさせていただきますが、地域住民からも期待の高い横浜環状鉄道の計画がございます。横浜環状鉄道は、横浜市内の主要地域間相互のアクセス利便性の向上を期待して、横浜の鶴見と元町・中華街を結ぶ環状の鉄道を整備しようとするものでございます。
総事業費は概算で七千七百億円程度で、事業性の確保に課題があるとの指摘もありますが、二〇一五年には七万二千六百八十三人の地域住民の皆様が実現に向けての署名を提出されております。七万人という重みを受け止めていただき、是非とも横浜環状鉄道の推進についても前向きに検討をお願いしたいと思います。
最後に、横浜港におけるカーボンニュートラルポートの整備についてお聞きいたします。
横浜港は、言わずと知れた開港の地であり、国際コンテナ戦略港湾として日本最先端の機能と国内有数の貨物取扱量を誇っています。国際コンテナ戦略港湾としての機能に加えて、カーボンニュートラルポートとして、新たに脱炭素と二〇五〇年カーボンニュートラル実現のために大きな役割を担うこととなっています。
そもそも、菅前総理が二〇二〇年秋に二〇五〇年カーボンニュートラルを宣言したのは、二〇一五年に締結されたパリ協定において、世界の平均気温を産業革命前と比べて一・五度以内の上昇に抑えないと、異常気象等の更なる増加、植生の変化などで経済コストが激増することに加え、私たちの暮らしの安全が大きく脅かされることが確実視されており、二〇五〇年カーボンニュートラルの目標が欧米先進国を始めとした世界共通の目標になっているためでもあります。
横浜市でも、何としても二〇五〇年カーボンニュートラルを実現しようということで、これは全市を挙げて取り組んでいます。そのためには、まずはこの横浜港、川崎港とその周辺で排出される二酸化炭素量を正確に把握するとともに、減少幅を着実に積み上げる地道かつ大胆な取組が不可欠であります。
そこで、カーボンニュートラルポートの整備に向けた国交省としての決意をお伺いしたいと思います。
特にこの大きな課題だと指摘されておりますのが、停泊中の船舶からのCO2の排出です。停泊中の船舶は、船内の電気エネルギーを確実に確保するためにディーゼルエンジンを常時稼働させており、港湾におけるCO2排出量の大半を占めております。停泊中の船舶のアイドリングをやめるために、陸上電力供給設備の導入を促進し、割高となる電力料金の負担を支援する必要があるとの指摘もあります。
この点は今後も非常に重要な課題になるかと思いますので、これも、現段階での国交省の取組方針を併せてお聞かせいただければと思います。