松川るいの発言 (外交防衛委員会)
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○松川るい君 自由民主党の松川るいです。発言の機会をありがとうございます。
十日の予算委員会で質問させていただいたことの深掘りをしてみたいなと思っております。
まず、ロシアによるウクライナ侵略ですけれども、本当に日本国民の皆さんもウクライナと日本が重なって見えるというような感想を抱かれていることが多いようです。要するに、自分が平和を望んでいても、相手が邪悪な意図を持って一方的に軍事的に侵略されることはあり得るということでありまして、その際に必要なのは強力な防衛力と強固な同盟のこの二つだと。何よりも、やはり軍事力で圧倒的に差があるにもかかわらずウクライナが善戦しているのを見るにつけ、やはり同時にというか、何より必要なのは自分の国は自分で守るという意思だというふうに感じます。
残念ながら、この今回のロシアの侵略によって軍事力の行使がかなりハードルが下がるという、ちょっと違うステージに世界入っちゃったのかなという気がしています。日本自身も、北朝鮮、中国だけではなくてロシアという三正面にも備えなければならない、今こそ防衛費の増額、それから通常兵器による抑止力、核抑止力を高めなければならないと、抜本的に現実を直視して強化をしなければならないというふうに考えております。
まず、そのような中でありますけれども、一つ気になっているのが中国の役割でございまして、ウクライナ、ロシアとの関係で、要請を、要望を受けて軍事供与的な協力もするんじゃないかという報道もありましたが、それほど中国がそんなばかげたことをする、しないだろうという気もしております。けれども、いずれにせよ、抜け穴を見付けて、経済支援であるとかいろんな形でプーチン大統領の戦争を長引かせるというようなことがあってはいけないだろうというふうにも思います。
もう一つ私が中国で気になるのが、中国という国は必ず危機を利用してというか、のたびに強くなってきたと。九七年のアジア経済危機もそうでありますし、二〇〇八年のリーマン・ショック、あの後も、西側が軒並みダメージを受ける中で、独り相対的にはパワーバランスを回復というか維持をして強くなり、二〇一〇年というその直後に、日中のGDPは逆転というか、したわけであります。
今回のウクライナ危機も非常に注視して見ていると思うんですけど、やはり今いろんな対処を国際社会が一致してやっている中で、中国にもこの抜け穴になるのではなくて一緒に何とかしてもらいたいなと思いますし、それが無理だとしても、いずれにせよ、残ったのが西側だけが疲弊をして中国だけが結局得をするという状況になれば、日本にとっては非常に安全保障上よろしくない状況が生まれるというふうに非常に懸念をしております。
林大臣にお伺いいたしますけれども、今回、雑駁なところで結構なんですけど、この中国との関係、の役割といいますか立ち位置といいますか、中ロ連携ということも含めましてどのようにお考えか、感想をお聞かせいただければ幸いです。