渡辺喜美の発言 (財政金融委員会)

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○渡辺喜美君 繰り返しになりますけどね、為替介入というのはなかなか難しいと思いますよ、今後ね。でも、年額幾らで、償還が来た都度計画的に円転させてもらうということであれば、これは何ら問題ないと思いますよ。アメリカだって、今利上げだし、これからバランスシート、FRBのバランスシートの圧縮も始めるわけですからね。絶好のチャンスだと思いますよ。
 御参考までに申し上げますとね、私、金融大臣のとき、リーマン・ショックの直前だったんですよ。そのときに、大臣の懇談会というのをつくって有識者に集まってもらっていろんな御意見いただいたんですが、例えば、アメリカの当時のシティ、銀行ですね、こういうところはもう絶対潰すわけにいかないと、そういうところに外為特会のドル資金を使って優先株を入れたらどうですかと、優先株発行してもらってね、そういう提案をしました。例えば、嘉悦大学の高橋洋一教授とか、それから民主党政権のときにエコノミストで政府に入っておられた水野和夫さんとか、まるっきり考え方の違う人たちだったんですが、こぞってそう言うんですよ。あっ、これはいいかもしれないなと正直思いました。大体、取りっぱぐれありませんしね。それから、優先株ですから金利高いし、償還期間って大体五年ぐらいで決まっていますから、五年たったらお役御免で戻させてもらうという深謀遠慮もあってそういう話をしたんですが、もしかしたら同級生かもしれませんけど、当時、玉木さんという国際局長がいましてね、この人が猛反対しましたね。だから、外為特会というのはもうサンクチュアリーになっている。けれども、これ大臣ね、今の局面、もうスリム化していく絶好のチャンスだと私は思います。まああんまり大臣追及してもしようがないんで質問変えますけれどもね。
 今、日本ではインフレの心配をしているというんですが、実はインフレにならないんですね。なぜかというと、これは、二番から三番の話を今しています、デフレギャップがあるというわけですよ。内閣府の発表でも十七兆円デフレギャップ、つまり総需要が足りないわけですね、供給に対して需要が少ない。このGDPギャップをデフレギャップといいますが、中には三十兆円、四十兆円あると言う方もいらして、果たして、今日ですか、お決めになる緊急対策、ちょっと桁が違うんじゃないのという気がするんですが、どうなんでしょうか。デフレギャップの解消ということは目的にされない緊急対策と理解してよろしいですか。

発言情報

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発言者: 渡辺喜美

speaker_id: 22070

日付: 2022-04-26

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会