吉野彰の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(吉野彰君) お答えいたします。
まず、二つ目の御質問の方から答えさせていただきたいと思います。
私の申し上げたプロフェッショナルネゴシエーターというのは、よくサスペンスドラマで、閉じこもり事件が発生しましたと、そうするとネゴシエーターなる者が呼ばれますよね。ああいうイメージです。相手さんの言うこと、言い分をよく聞いた上で、ちょっとした隙をついてこっちの言い分をさっと通す、そういうような本当の意味のプロフェッショナル的な人かと思います。
これは決して、例えばそういったルール作りの、産業界、例えば工業会のどなたかが行くとか、多分今はそういうシステムになっているかと思います。ただ、それはあくまでも当然素人です。負けます、絶対。相手はプロが出てきますのでね。ですから、そういうような職業的なプロフェッショナル、これを是非育てていただきたいと。場合によっては海外から雇ってもいいんです。別に日本人である必要もありませんのでね。
そういうことで、ちょっとその辺非常に危惧しております。よく、技術で勝ってビジネスで負けていますね日本はという話が出てくるかと思うんですが、その理由の相当部分もやっぱりこの国際ルール作りで負けているんですよね。非常に悲しいですというのが私の提言です。
それから、一つ目の海外拠点になりますよと。これはやはり、特に再生可能電源というのは気象条件、気候条件によって非常に左右されます。それによってコストは当然二分の一、三分の一になっちゃいます。したがって、そういうような最適地でやると、より再エネの電力というのは、ただとは言いませんけど、相当安いコストで電気はつくれますね。ただ、残念ながら電気では運べませんので、何がしかの形に変換して、それを日本に運んでくるという多分そんなシナリオになっていくかと思います。
そのためには、当然単に海外でつくった二次エネルギーを日本に輸入しますよという話じゃ国益に沿いませんので、当然そこには日本の技術があって初めてそういうことができるんですよと。そういうことを踏まえて、海外投資も踏まえてですね、是非そういうような方向性を御検討いただきたいと。
じゃ、具体的にどこの国かというのは、いろいろ国の名前が挙がっておりますが、ちょっとここでは控えさせていただきます。