吉野彰の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(吉野彰君) お答えいたします。
 特にリチウムイオン電池の場合は、いわゆるレア、レアかどうかは別といたしまして、金属材料、非常にたくさん使います。これの資源の問題、価格の問題、いろんな議論があります。
 これにつきましてはもうリサイクルしかないと思います。現に、ニッケル、マンガン、コバルトというのは比較的回収が非常に容易なんですね、技術的には。ただ、残念ながらこれをどうやって集めるかなんです。これまでも、スマートフォンあるいはコンピューターの電池を集めましょうというのは工業会も一生懸命やっているんですが、なかなかこれは思うように集まりません。
 ハッピーなことに、車に関しましては、これは法律で廃車手続というのは決まっておりますので、必ずどこかに集まります。そういった意味合いからしたら、これから量がうんと増えてくるような電気自動車向けというのはリサイクルが非常にやりやすい形になってくるかと思います。
 一方、車にしても電池にしても、恐らくこれからはそういったリサイクルの技術がある程度でき上がったものでないと売れませんねという世界に多分なってくるかと思います。
 そういったことも踏まえて、電池の場合はもうリサイクルが大前提とお考えいただきたいと思います。それによって、当然その資源の問題から、そのリサイクルの技術ができそうだねとなると価格がどおんと下がります、これはリチウム電池も物すごい変動するんですけれども。そういったことも踏まえて、これは切り札はもうリサイクルしかないと思います。車に関しましてはリサイクルが非常に容易ですよと。
 先ほどちょっと私の講演で御紹介したグリーンイノベーションの十八のテーマのうちの一つにそれは大々的に取り上げられておりますので、資源の問題、それから価格の変動問題、これに関してはもうリサイクルを前面に押し出すしか手はないと思います。

発言情報

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発言者: 吉野彰

speaker_id: 12998

日付: 2022-02-02

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会