こやり隆史の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○こやり隆史君 自民党のこやり隆史でございます。
三人の先生方、大変興味深いお話をお伺いをいたしました。それぞれ、このエネルギー政策の議論でよく見られるように、それぞれ立場立場で大きく方向性が異なる大変興味深いお話を聞けたかなというふうに思います。
私も、原発事故の直後に原発政策を含めてエネルギー政策担当していたことがあります。そのときに、これはエネルギー政策に限らず、大きなこの国の政策判断をするときに、国民の意見、声、意識、これをどう酌み取るか、あるいはそれを反映させていくか、あるいはそれを変えていくか、そうしたことが大変難しい、一番難しいものであるなというふうに思っています。
当時、その声をどうやって反映するかということで、専門家の方々に集まっていただいたことがありました。そのときに、まさに世界の世と論と書いて、これはセロンあるいはヨロンと二通り読むことがあると。このいわゆるセロンというのは、どちらかというと瞬間的、表層的な国民全体の声である。他方で、ヨロンというのは、もう少し、より深く、そのメリット、デメリットを理解しながら、そのレベルにおいてどれが適切かということを考えていく、それをもとにした声であるということ。だから、セロンとヨロンの違いは、違うんだということ。
このエネルギー政策については、この二つの声というののバランスをどうやって取っていくかというのが大変難しいことであるかなというふうに、改めて今日お聞きしながら、お話を聞きました。
それで、今の状況を私なりに考えると、あの原発直後のような反原発であるとか、そうしたある意味セロンが惹起された状況からは少し落ち着いていると。他方で、今まさにそれぞれの先生方がお話しされたような深い意味でのエネルギー政策を考える、そこまでのヨロンというのが醸成されているような状況ではないと、そうした状況にあるということを前提に、それぞれお話をお伺いしたいというふうに思います。
まず、石川参考人にお話を伺いたいと思います。
資料あるいは説明の中でも、政治あるいは国の行政が例えば原発の再稼働を指示するといった、まあ少しショック的なですね、というか、何というの、強引とも取れる政策をすべきだというようなお話をされました。そうしたときには必ずセロンが惹起をされて、ある意味少し反対の方向の意見が大きくなる、そういったことも多分想定をされると思います。それでもなお、こうしたことをすることによってヨロンの、ヨロンですね、を形成するためには、あるいはすることができるかどうか、そうしたことについて御意見をいただきたいというふうに思います。