舞立昇治の発言 (総務委員会)
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○舞立昇治君 おはようございます。自由民主党の舞立昇治でございます。
私は総務省出身でございますが、長らく農林水産委員会に所属していたところ、今回訳あって、縁あって、議員九年目にして初めて総務委員会に所属することになりました。今日は不在ですけども、大学同クラ同期で国会議員も当選同期の平木大作委員長始め、理事、委員の先生方におかれましては、御指導、御鞭撻、よろしくお願いいたします。
そして、金子大臣、改めて大臣就任おめでとうございます。一昨年から昨年春にかけて、大臣は自民党の有明海・八代海再生PT座長といたしまして特別措置法の改正に大変御尽力いただきましたが、その際に私も党の水産部会長として御一緒させていただいたことを懐かしく、そして光栄に思っております。
大臣の人脈の広さと抜群の行動力、リーダーシップを見て、早く大臣になられないかなと思っていたところ、予想どおりすぐに大臣になられ、私も大変うれしく思っておりましたが、なぜか私は予想外で総務委員会所属になり、これも何かの御縁と思いまして勝手に個人的に親近感を感じておりますので、よろしくお願いいたします。
総務省には私の先輩方がまだまだたくさんいて大変やりにくいところですが、地元の厳しい現状を見るにつけ、ふるさと山陰を始め地方と国の発展のため、まだまだ政府や総務省には高みを目指していただきたい、政策予算を充実していただきたいという思いから結構厳しい質問をすることもありますが、事務方の皆様もどうぞよろしくお願いいたします。
今の日本の経済状況は、御承知のとおり、第二次安倍政権以降、デフレではない状況にまでは何とか来れましたが、平成初期のバブル崩壊後、先進国の中で唯一日本だけ長期間にわたってデフレの闇に落ち、日本だけ経済成長が止まり、失われた二十年、そして三十年が過ぎようとしています。そうした中で、昨年岸田政権が誕生し、経済あっての財政の考えを踏襲した上で新しい資本主義の実現を掲げました。
一九八〇年代以降、世界の主流となった、市場や競争に任せれば全てがうまくいくという新自由主義的な考えは、世界経済の成長の原動力となった反面、多くの弊害も生んだと総理も所信表明で述べられたように、世界の主流となった新自由主義、これは過度なインフレや人口増が顕著なときは効果的ですけども、デフレの日本でも主流にしてしまったこと、そして社会保障以外の他の政府支出の対GDP比が先進国で最低水準になるまで財政支出をカットしてしまったことがここまでデフレを深刻化させた主な要因と思いますが、岸田政権はこれを是正していく方向性を出されましたので高く評価しております。
一方で、新しい資本主義の主役は地方と位置付ける中、行き過ぎた集中によって生じた都市と地方の格差に触れられておりますけれども、前総理、前総務大臣のときにはあった東京一極集中の是正という言葉がなくなり、ちょっとというか、かなり悲しく思っております。コロナショックを経験して、過密から過疎へ、集中から分散へという考え、地方のお金では換算できない多面的機能、多様性をより重視することが一層重要になり、集積のメリットよりも過密のリスクの方が大きくなった東京の一極集中をどう解消していくのか。喉元過ぎれば熱さを忘るのではなく、いま一度政策のど真ん中に置く必要があるという問題意識で質問いたします。
新しい資本主義は、効率性最優先の過度な競争主義、市場主義、人口主義を是正し、地方を主役として歴史的スケールでの経済社会変革に挑戦するものです。様々な内容が包含されていると思いますが、その内容に東京一極集中の内容は含まれているんでしょうか。また、都道府県、市区町村いずれもですが、人口が多くて経済的、財政的に豊かな地方団体と、その逆の人口が少なくて経済的、財政的にも貧しい地方団体との間の過度な格差を是正する内容も含まれているでしょうか。もしもこれらが含まれていないのであれば重点項目の一つに位置付けるべきと考えますが、御説明をお願いいたします。