松野博一の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(松野博一君) 内閣官房及び内閣府の事務を担当する国務大臣として、所信の一端を申し述べます。
まず冒頭、オミクロン株の感染急拡大の中、新型コロナに感染し、苦しんでおられる方々にお見舞いを申し上げるとともに、長期にわたり、新型コロナとの闘いに御協力いただいている国民の皆さんに心から感謝申し上げます。
岸田内閣としては、信頼と共感の政治姿勢を堅持しつつ、国内外の山積する課題にスピード感を持って取り組むとともに、まずは最優先課題である新型コロナに打ちかつことに全身全霊を注いでまいります。困難に直面しているからこそ、立ちすくむのではなく、国民の皆さんと協力しながら、挑戦し、コロナ後の新しい日本をつくり上げていく覚悟です。
内閣官房及び内閣府は、内閣の重要政策に関する企画立案及び総合調整を図る役割を担っており、私は、内閣官房及び内閣府がその機能を十分に、十全に発揮するよう全力を尽くす決意であります。
まず、内閣官房におきましては、大規模自然災害を始め、北朝鮮による弾道ミサイルの発射等我が国領域内外における各種の緊急事態、重大事故、テロ及びサイバー攻撃への危機管理対応、外交・安全保障政策の機動的、戦略的な遂行、複雑多様化する国際情勢や依然として厳しい国際テロ情勢に対応するための情報収集・集約・分析機能の強化、情報保全の更なる徹底、未来志向のアイヌ政策の推進、自由で開かれたインド太平洋の実現のための質の高いインフラ整備の推進等に取り組んでまいります。
また、沖縄基地負担軽減は、政府の大きな責任であり、担当大臣として、沖縄の方々の気持ちに寄り添いながら、目に見える形で負担の軽減が図れるよう全力で取り組みます。中でも、世界で最も危険と言われる普天間飛行場が固定化され、危険なまま置き去りにされることは絶対に避けなければならず、そのためにも、辺野古移設の工事を着実に進めてまいります。
さらに、それぞれの担当大臣が担う、新型コロナウイルス感染症対策、新しい資本主義の実現、経済安全保障に係る法整備やこども家庭庁の創設などの現下の重要政策課題に、各大臣と緊密な連携を図りつつ取り組んでまいります。
あわせて、岸田内閣が取り組む重要課題について、国民の皆様や国際社会に向けてしっかりと情報発信をしてまいります。
次に、内閣府におきましては、広範な重要政策に関し、経済財政諮問会議などを活用して英知を集め、総合的、戦略的な企画立案を行い、各般の施策を的確に推進するとともに、私の直接の担当分野である政府広報、栄典行政、国際平和協力業務などについても適切に推進してまいります。
なお、今後御審議をお願いすることを予定しております法案は、いずれも現下の重要政策課題を実現、推進するために必要なものであります。その内容につきましては、逐次御説明してまいりますが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
徳茂委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をお願いいたします。
引き続きまして、令和四年度における皇室費、内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。
皇室費の令和四年度における歳出予算要求額は、内廷費、宮廷費及び皇族費を合わせて七十三億九百万円を計上しております。
次に、内閣所管の令和四年度における歳出予算要求額のうち、内閣官房に係るものとして、内閣の重要政策に関する総合調整等のための経費九百七十六億一千七百万円、内閣法制局に係るものとして、法令審査等のための経費十億一千八百万円、人事院に係るものとして、人事行政等のための経費八十五億三千八百万円を計上しております。
次に、内閣府所管の令和四年度における歳出予算要求額のうち、内閣府本府に係るものとして、各般の施策における総合的、戦略的な企画立案及び施策の的確な推進のための経費四兆三千七百八十五億六千九百万円、宮内庁に係るものとして、その人件費、事務処理のための経費百二十億六千百万円、個人情報保護委員会に係るものとして、個人情報の保護及び利活用の推進等を図るための経費三十一億二千九百万円、カジノ管理委員会に係るものとして、カジノ施設の設置及び運営に関する秩序の維持及び安全の確保を図るための経費三十五億二千二百万円、消費者庁に係るものとして、消費者の安全、安心の確保、地方消費者行政の推進等を図るための経費百八億一千七百万円を計上しております。
以上をもって、令和四年度における皇室費、内閣及び内閣府関係予算の概要の説明を終わります。