山際大志郎の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(山際大志郎君) 経済再生担当大臣、新しい資本主義担当大臣、新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣、全世代型社会保障改革担当大臣、経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。
 まず、新型コロナウイルス感染症への対応については、オミクロン株の感染から国民の命を守ることを第一に、強化してきた医療提供体制をしっかり機能させていくとともに、社会経済活動をできる限り止めないよう対策を進めています。引き続き、強い緊張感を持って状況把握に努めるとともに、自治体や専門家とも連携し、機動的に対応してまいります。
 新型コロナによる国民生活や経済への影響は依然として続いています。昨年十一月に閣議決定した経済対策を着実に実施し、厳しい状況にある方々を全力で支えながら、傷ついた日本経済を立て直してまいります。あわせて、感染拡大による影響やウクライナ情勢の緊迫化、世界的な供給制約、資源・原材料価格の高騰等による下振れリスクに十分注意し、万全の経済財政運営を行ってまいります。
 危機に対する必要な財政支出はちゅうちょなく行い、万全を期します。経済あっての財政です。経済を立て直し、そして、財政健全化に向けて取り組んでまいります。
 新しい資本主義の実現に向けて取り組みます。
 まずは、成長戦略です。
 科学技術イノベーションについては、十兆円規模の大学ファンドを本年度内に実現し、運用を開始します。人工知能、量子、ライフサイエンスといった最先端の科学技術の開発力を強化します。
 気候変動問題への対応については、エネルギー供給のみならず、需要側のイノベーションや設備投資など需給両面を一体的に捉えて、クリーンエネルギー戦略を作ります。
 デジタルについては、自動配送や自動運転、ドローン宅配、テレワークといったフロンティア部分を地方から実装していきます。
 経済安全保障については、サプライチェーンの強靱化や基幹インフラの信頼性確保などを進めてまいります。
 次に、分配戦略です。
 国が率先して、看護、介護、保育、幼児教育などの現場で働く方々の給与を引き上げます。その上で、民間企業における賃上げを支援するため、賃上げ税制や補助金、転嫁円滑化のための施策などにより、賃上げに向けた環境を整えてまいります。
 人への投資を抜本的に強化するため、三年間で四千億円規模の施策パッケージを講じてまいります。
 春には、新しい資本主義実現会議において、全体のグランドデザインと、その実行計画を取りまとめます。
 経済連携の強化も進めます。TPP11を通じ、自由貿易の推進や新たな課題への対処において、引き続き主導的な役割を果たします。また、英国の加入手続が協定の高いレベルを維持しつつ進むよう、他の参加国と共に取り組みます。その他の加入関心エコノミーについても、協定の高いレベルを満たす用意ができているか、しっかりと見極めてまいります。
 全世代型社会保障の構築に向けた取組も進めます。女性の就労の制約となっている制度の見直し、勤労者皆保険の実現、子育て支援、若者、子育て世帯の負担増を抑制するための改革等について、全世代型社会保障構築会議において議論を進めてまいります。
 徳茂委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。

発言情報

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発言者: 山際大志郎

speaker_id: 32471

日付: 2022-03-03

院: 参議院

会議名: 内閣委員会