清原慶子の発言 (内閣委員会)
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○参考人(清原慶子君) ありがとうございます。
国、そして都道府県、基礎自治体の円滑な情報共有と具体的な政策における連携体制というのは、まさに子供政策のみならず全ての政策に必要ですが、とりわけ子供政策については必要だと感じています。
特に、三鷹市のような基礎自治体の場合には、国の政策を受けて、例えば東京都が一定の枠組みで支援してくれる、その国と東京都の補助金などを三鷹市の真水の財源と一緒になって、保育園の拡充であるとか、あるいは子供の医療体制の充実であるとか、さらには保護者の支援であるとかをしてきたということがございます。
したがいまして、広域自治体、都道府県が、その地域に格差なく一定の標準で子供政策のみならず教育政策やいろいろなことが円滑に行くようにしていく役割というのは大きいですし、例えば東京都の場合は、この度、今年度から子供政策連携室という局級の組織をつくり、もちろん各局が子供に関わる仕事をしていたとしてもそれに横串を刺すというのを国に一年先駆けて取り組んでくださっています。
そうした中で、基礎自治体というのは、実は、何というんでしょうかね、領域が、これは福祉予算だとかこれが公園予算だとかって分けないで、組み合わせて総合的に考える総合行政が子供にとっては特に重要なんですね、子供に使いやすい公園をつくるとか。
そんなことについても、ようやく東京都においても横串を刺して、子供を中心にした公園づくりであるとか、子供を中心にした道づくりであるとか、そういうようなことに取り組んでくださっていますので、そうであるならば、こども家庭庁におかれては、各自治体がそれぞれ苦労しながら進めている子供に関わる情報については一元的に集めていただいて、そういう場合には都道府県を経由しなくても、もう何かあれば基礎自治体とこども家庭庁が結ばれる、都道府県と結ばれる、そして、何か都道府県が何事にもワンクッション置く組織ではないという一体感が進むことを願っております。
財源について、これはなかなかつらいです。三鷹市は、正直申し上げて、地方交付税不交付団体でございますので、交付税措置がされません。例えば、国から三分の一補助があるものでも七分の二の補助というようなことですし、全く交付されないものもあります。したがって、交付税は頼めませんので、自前でいかに住民の皆様に税金を納めていただく、その気持ちになっていただく、納税率を高めていただく、そして納税をしていただく市民の方に住んでいただく総合的な町づくりを進めるということだと思います。
明石市さんにおかれては、子供政策に特化されて、ほかの部門でも市の発展が見られるという例でございますが、三鷹市の場合には、子供についてだけではなくて、やはりほかの、高齢者施策の充実ですとか、そういうことにも力を入れなければなりませんので、自治体経営力ということと、もう一つ提案がありますのは、都道府県でも国でも、今、包括的な補助ということで、余り目的を明確にしないというか、あるいは条件を細分化しないで、なるべく自治体が柔軟に使えるような予算の枠組みを増やすように心掛けていただいております。それが大事です。地域の実情に応じて、小さな町なら町だけに、村なら村だけに、努力ができる、それが実る、使える補助金、包括的な柔軟な補助金が子供政策においては特に重要ではないかと考えております。