柴田巧の発言 (内閣委員会)
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○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です。よろしくお願いをいたします。
この法案が成立すれば来年の四月一日からこども家庭庁がスタートをするということになりますが、新たなこの組織の枠組みができたとしても、しっかりそこに予算が付かなければ、まあどんないい政策を提示しても絵に描いた餅になってしまうわけであります。組織ができれば問題が解決するわけでなくて、大事なのは具体的な政策、そして裏付けとなるその予算のことだと思っております。しかし、十分なこの予算の裏付けが、財源がはっきりしていないというのが今正直なところかと思っています。
思えば、総理が自民党の総裁選挙にお出になられたときは、いろんな討論会でもこの子供関連予算については思い切って倍増していかなければならないと大変威勢のいい、かったのをよく記憶をしておるのですが、それからやがてもうしばらくすると一年近くたつわけですけれども、かなりちょっとトーンダウンしてきているんではないかと心配をしています。
この法案の審議が衆参で行われてきましたが、本会議で、あるいはこの委員会、予算委員会でもあったかもしれませんが、総理にお尋ねをしても、この倍増はいつ実現するのか等々聞いてきてもなかなか、今後検討するというようなことで、はっきりしたところは聞こえてきませんでした。また、先般閣議決定されたこのいわゆる骨太の方針二〇二二においても、結局のところ、今後検討するというようなことしか記述されていません。これは、この法案を作る前に、昨年の年末に閣議決定された基本方針がありますが、そこに書かれていることとほとんど変わりがない。つまり、半年間何も前進をしてきていないのではないかというふうに感じざるを得ないわけであります。
しかし、改めて言うまでもありませんが、出生率は、昨年は一・三〇と過去最少になりました。最低になりました。そして、生まれた数の子供は八十一万人、前年より三万人減、過去最少を更新するのは六年連続という具合に大変深刻な状況になっています。
テスラのイーロン・マスク氏は、このままでは日本は消滅してしまうんじゃないかというツイッターを書いたことで大変今話題になっていますが、それに比べれば、政府の取組というか意欲というか本気度が大変薄いんではないかと、そう感じざるを得ません。
今回の骨太は岸田政権になって最初の骨太方針、大変国民も注目したと思っていますが、先ほど申し上げたように、何ら具体的なものがなかったというのは極めて残念なことであります。本当に予算の倍増を目指しているなら、子供に関する、内閣として骨太の方針にその旨をやっぱり明記すべきだったんではないかと思いますが、なぜそうしなかったのか、まず総理にお尋ねします。