田名部匡代の発言 (農林水産委員会)

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○田名部匡代君 まあ私は余り意欲的だとは思わない数字だったんですけど。
 実はですね、もう十年、約十年前になりますが、旧民主党政権時代であります。これですね、やっぱり米価の問題等いろいろお米の問題がある中で、この検討小委員会、議論されまして、適正な米価の形成と自給率の向上のため、転作作物としての米粉の生産、これを非常に重視しているということで、当時、非常に、まさに意欲的な目標、赤松大臣のときには米粉百万トンの大目標、これをぶち上げまして、その後、これ当時の新聞なのであれですけど、筒井副大臣も米粉用米の生産目標を三百万トンにするという。
 当時は、コンビニなんかでも米粉パン、皆さん笑わないでください、米粉パンの大々的な売出しキャンペーンをして、ちょうど私も政務官時代に、おうちで米粉を使ってパンを作れるようなものが出てきて、やっぱりもちもちしておいしいですよね、米粉のパンというのは。
 やっぱりこういう目標が達成されれば減反は大幅に緩和もできますし、まさに作りやすいわけですね、お米農家からすると。自給率向上のためにも、これ最も、何というか、直接的というか、インパクトのある政策だったと私は今もそう思っていますし、ここにもあるんですけど、古米でも米粉は食味に影響がないということから、政府備蓄米を棚上げ方式に転換して活用するメリットもある。輸入小麦の一〇%を米粉に置き換えることを当面の目標としてRice10プロジェクトという国家プロジェクトをやったんですね。
 やっぱり、まあそれを、何というか、達成なんか無理だよという、ちょっと笑いも起きましたけど、笑うような目標なのか。実は、本当はあのときからこういうことを徹底して進めていたらどうだっただろうかということをやっぱり思うんですよね。
 私は、まあ競争力だとか大規模だとか輸出ということよりも、やっぱり地域政策としての農業政策、みんながその農地を農地として活用できる、こうやって農村を維持できるような政策をきちんとやっぱり進めていかなきゃいけないと思っていますし、当時は、何か昔話ばっかりしてあれですけど、食の将来ビジョンというのを掲げていて、もちろん輸出の促進も当時から言っていました。それは私も否定しませんし、大事なことだと思うけれども、改めて当時どんなことを言っていたかなと思うと、本当に国内でどうやって農村を活性化するか、農作物と医療との連携、薬草みたいなことをもっと農地使ってできないだろうかとか、もちろん六次産業はここにおられる皆さん一体となってやってきたことだというふうに思いますし、そういう、観光とどうやってつなげるか、いろんな視点で地域ぐるみで、そこの地域を生かせる農業をどうやって進めていこうかというような議論が非常に多かったなというふうに思うんですね。まさに郡司大臣のときもそうだというふうに思いますけれども。
 農業の、農政の分野って与野党で余りもめること少ないじゃないですか。もめるようになったのはやっぱり規制改革推進会議ですよ、国家戦略特区だとか。今でもそんなもの残して、農地の民間取得、あっ、これ言うと、ちょっと意見違う委員もいるかもしれないけれども、やっぱり、ごめんなさいね、悪気はないです。やっぱり農林水産省として、これまで地域を思い、農村を思い、農家を思い、この国家の食料安定供給を思いやってきたことをもっと私は重要視して、この米粉のことも進めていただきたい。
 何か大演説ぶっているうちに時間が過ぎちゃったので次に行きたいと思うんですけど、ただ、やっぱり米粉はどこに問題があるかをちゃんと見ていただきたいんです。さっき言ったように、利用しにくいんだったら、じゃ、どこをどう支援すればいいのか。コストの問題、いつも言われますよね。これ、民間の企業の皆さんにアンケートを取った結果でも、やっぱりコストのところをおっしゃっているんですね、コストが掛かる、高いと。であるならば、それは加工の問題なのか流通の問題なのか、そこにピンポイントでちゃんと支援をして、やっぱり米粉の活用を伸ばしていくということをやるべきじゃないかと思うんですけど、大臣、答弁書を見ないお答えを求めたいと思います。

発言情報

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発言者: 田名部匡代

speaker_id: 21884

日付: 2022-04-05

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会