馬場成志の発言 (本会議)
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○馬場成志君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外交防衛委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
まず、ベトナムとの刑事共助条約は、一方の締約国が他方の締約国の請求に基づき、捜査、訴追その他の刑事手続について共助を実施すること、そのための枠組みとして中央当局を指定し、相互の連絡を直接行うこと等について定めるものであります。
次に、強制労働の廃止に関する条約は、政治的な見解の表明等に対する制裁、労働規律の手段、同盟罷業に参加したことに対する制裁等としてのあらゆる形態の強制労働を禁止し、かつ、これを利用しないことを約束すること等を定めるものであります。
最後に、漁船の安全のためのケープタウン協定は、漁船の安全のための国際的な規則を定めるため、未発効である一九九三年のトレモリノス議定書の規定の修正、実施等について定めるものであります。
委員会におきましては、三件を一括して議題とし、在留ベトナム人による犯罪増加の背景と改善に向けた取組、刑事共助条約の締結に関する今後の方針、強制労働廃止条約締結の意義、強制労働の廃止に向けた中国への働きかけ、未批准のILO条約の批准に向けた取組、ケープタウン協定発効の見通し、日本が協定の締結に十年を要した理由等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
質疑を終局し、順次採決の結果、三件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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