水落敏栄の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○水落敏栄君 情報監視審査会は、去る六月三日、審査会規程第二十二条第一項に基づき、年次報告書を作成し、会長から議長に提出いたしました。
 本報告書は、令和三年十月から本年四月末までの本審査会の活動を報告対象としたものであり、以下、その概要等について御報告申し上げます。
 本審査会の活動の柱は、行政における特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施の状況についての調査と、委員会等からの特定秘密の提出要求に係る行政機関の長の判断の適否等の審査の二つでございます。
 今回、委員会等からの審査の要請等はなく、行政における特定秘密の指定等の実施の状況についての調査を行ってまいりました。
 以下、調査の経過及び結果について申し上げます。
 まず、令和三年六月に提出された政府の年次報告の概要について、昨年十二月、特定秘密の保護に関する制度に関する事務を担当する小林国務大臣から説明を聴取しました。
 次いで、内閣官房から、政府の年次報告についての補足説明及び適性評価のみを実施した十五の行政機関における適性評価の実施の状況についての説明を聴取し、質疑を行うとともに、本審査会の年次報告書・令和二年十一月における指摘事項に係る政府の対応について説明を聴取し、質疑を行いました。
 また、内閣府独立公文書管理監等がとった措置の概要について、同管理監から説明を聴取し、質疑を行いました。
 本年一月及び二月には、特定秘密を指定している十二の行政機関から、当該行政機関における特定秘密の指定や適性評価の実施の状況等について、それぞれ説明を聴取し、質疑を行いました。
 また、内閣衛星情報センターへの委員派遣を行い、必要に応じて特定秘密の提示を受けながら、同センターの業務等に関する説明聴取等を行いました。
 最後に、四月には、内閣官房から特定秘密文書の管理について説明を聴取し、質疑を行った後、小林国務大臣及び内閣府独立公文書管理監に対し、締めくくり的な質疑を行いました。
 本審査会における調査を通じて、委員からは特定秘密保護制度の運用の改善に係る様々な指摘がありました。これらの指摘を踏まえ、本報告書では、不適切な管理事案の発生原因と再発防止策の各行政機関との共有、指定の解除条件の設定件数増加を促す取組の推進、本審査会から説明を求められた場合の真摯かつ適切な対応、内閣府独立公文書管理監の指定の有効期間の検証・監察をおおむね一年以内に終えるために必要な体制の整備を主な指摘事項として政府に適切な対応を求めています。
 以上、情報監視審査会の年次報告書の概要を御報告いたしました。今後も、行政における特定秘密保護制度の運用を常時監視するため、委員一同、尽力してまいりますので、議長、副議長始め、議員各位の御支援を賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)

発言情報

speech_id: 120815254X02920220608_023

発言者: 水落敏栄

speaker_id: 5020

日付: 2022-06-08

院: 参議院

会議名: 本会議