金子恭之の発言 (本会議)

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○国務大臣(金子恭之君) 若松議員からの御質問にお答えいたします。
 まず、政策評価制度の見直しについて御質問いただきました。
 本年五月に、政策評価審議会において、デジタル時代にふさわしい政策形成、評価の在り方の実現に向けて、政策の柔軟な軌道修正が可能となるよう、政策の事前設計を重視すること、EBPMの実践を進めることなどを内容とする提言が取りまとめられました。今後、提言の具体化を進め、改革を実行してまいります。その際、必要があれば、政策評価法の改正についても検討してまいります。
 次に、EBPMの取組の定着について御質問いただきました。
 EBPMの実践の際に、政策効果の把握、分析を的確に行うため、有識者等の知見を活用することは有用であると考えております。各府省がEBPMに通じた外部専門人材の知見をしっかり活用できるよう、各府省のニーズに対応してまいります。また、政策評価の国会報告の中でEBPMの取組状況をどう報告するかについては、政策評価審議会の提言の具体化を進めていく中で検討してまいります。
 次に、会計検査院との情報交換について御質問いただきました。
 会計検査院が行う検査と総務省行政評価局が行う調査とでは、目的や立場は異なるものの、効率的な行政を推進するとの点で共通している部分もあるため、情報共有や意見交換を通じてそれぞれの知見や問題意識を共有してきております。
 今後も、会計検査院と的確に情報共有を行い、更なる調査の充実を図ることで、国民に信頼される質の高い行政の実現に努めてまいります。
 次に、政策評価に関する有識者の多様性について御質問いただきました。
 デジタル時代にふさわしい政策形成、評価への転換に当たり、多様な意見を取り入れることは一層重要となっており、政策評価に関する有識者会議の委員について、各府省の政策の特性に応じ、様々な分野の方に参画していただくことが有用であると考えます。政策評価審議会についても、引き続き、多様な有識者の知見が活用されるよう取り組んでまいります。
 次に、政策評価制度の底上げに向けた取組について御質問いただきました。
 政策評価は、政策の企画立案や改善に生かされることが重要です。このため、政策評価審議会の提言を踏まえ、政策評価において、政策の事前設計を重視すること、EBPMを実践することを進め、各府省が政策の質を高める取組に注力できるようにしてまいります。
 また、こうした取組の定着のため、評価関連作業の重複の整理や、政策形成、評価に役立つデータの利活用の環境整備などに取り組んでまいります。
 最後に、老朽インフラの点検に関して、行政評価等を行っている総務省の姿勢について御質問いただきました。
 老朽インフラ対策に関しましては、これまでも調査を行い、関係府省に改善を求めてまいりました。今回の事故を踏まえ、総務省といたしましては、農林水産省を始めとする関係府省の今後の取組を注視し、必要に応じて調査の実施を検討してまいります。(拍手)
   〔国務大臣末松信介君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 120815254X03020220610_014

発言者: 金子恭之

speaker_id: 4559

日付: 2022-06-10

院: 参議院

会議名: 本会議