小林鷹之の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(小林鷹之君) 現在検討中の骨太方針の中身については私から答えることは控えたいと思いますが、経済安全保障を強化していく上での基本的な考え方としましては、まずは我が国の自律性を向上させて、加えて、我が国の他国に対する優位性を確保していく、そのことによって国際社会における我が国の発言力や存在感を高めると、それによって国益にかなう国際秩序やルール形成にこれまで以上に主体的に参画していくことが重要だと考えています。
 我が国としては、国際的なルール作りに関しましては、これまでも自由で公正な経済圏の拡大ですとか、またルールに基づく多角的な貿易体制の強化を推進してきたところでございますが、近年、グローバルなサプライチェーンの脆弱性ですとか、また国家間のその相互依存リスクが顕在化してきておりますので、経済安全保障の観点も踏まえて国際経済秩序の強化を図っていくことが重要だと考えています。
 今委員御指摘の標準化について申し上げますと、既に他国の例おっしゃっていましたが、例えば、今年の二月にEUは標準化戦略を既に公表しているんですね。中国では、昨年の十月に国家標準化発展綱要というものが報じられておりまして、各国のこの標準化に対する意識というのは確実に高まっていると考えます。
 我が国としても、技術や産業の優位性を高めていくためにも国際標準などの国際的なルール作りに率先して取り組む必要があると考えておりますが、その前提として、そもそも標準をつくるに値する物やサービスを我が国自身が生み出すことですとか、あるいはその国内法などのルールを率先して整備することが重要であるということも当然念頭に置きながら、産学官が連携して取り組んでいく必要があると考えます。

発言情報

speech_id: 120815261X02020220603_168

発言者: 小林鷹之

speaker_id: 27647

日付: 2022-06-03

院: 参議院

会議名: 予算委員会