菅直人の発言 (経済産業委員会)
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○菅(直)委員 余り繰り返しても同じですからこの程度にしますが、GX推進ということがちゃんと入って、それで、ここに再エネと原子力も二つの案で対応が書いてありながら、そのことが、ほかのには書いてある、あれには書いてあると。西村大臣が担当しているのはGXと経産行政ですから、その担当者が一番中心になっているところに入っていないというのは、やはり西村大臣の頭の中にこの問題が十分にきちんと把握されていないと私には見えるということを申し上げて、次の問題に移りたいと思います。
次は、資料の第二を見てください。これは、現状と、それから十年後の政府の目標と、そして私自身の考えている目標を、電力について示したものです。
これを見ていただければ、お分かりの方には一目瞭然だと思いますが、左上が二〇一〇年の実績ですね。これによれば、当時は原子力が二五・一、石炭を含めた化石燃料が六五・四、再エネは当時は九・五でした。
それが二〇二〇年にどう変化したかというと、原子力は三・九、これは事故があってこうなったわけです。そして、化石燃料は七六・三、そして再生可能エネルギーが一九・八まで増大をした。これはすごい数ですよ。つまりは、かつては九・五だったのが、約十年間で倍の一九・八になったということであります。
そして、二〇三〇年の政府見通しというか政府目標を見ますと、原子力を二〇%に戻したい、化石燃料を四一%に、これは戻すというのか、したい、そして再エネを三九%程度まで引き上げたいと言われています。
その右に私の私案を書いておきました。私は、十年後には、二〇三〇年には原子力はゼロにしても大丈夫だし、先ほど来申し上げますように、原子炉を、つまり原子力発電所を持つこと自体が、エネルギー問題だけではなくて、日本の安全保障上の面からも、決してそういう道を取らないで済むならば取らない方がいいという意味も含めて、原子力は〇%、そして化石燃料はある程度残るという判断で二〇%、そして再エネは現在の三九・〇から八〇%に拡大する。決してこれは不可能なことではないというのが私の見通しです。
この後に申し上げます営農型太陽光発電のことを説明しますが、そういうものを活用すれば、十分にこの十年間で、その気になれば、この間でさえ、再エネは、二〇一〇年の九・五から二〇二〇年の一九・八まで倍増できているんですからね。これは過去の仮定の数字ではなくて、十年間で倍増できている。この倍増できている一九・八を、四倍増ですから簡単ではありませんが、私は、十年間でその気になれば四倍増は十分できる、こういうふうに考えて、この表をお示ししました。
これが今の政府と私の考え方の大きな差ですが、これに対して、経産大臣としてコメントがあればお聞かせいただきたいと思います。