坂井学の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○坂井委員 今のような状況を踏まえて大臣にもお考えをお聞きしたい、こう思っています。
 結局、今は千人程度ということでありますから、旧雄勝町の存在感というのは、石巻市全部が十三万人を超えている中で、百三十分の一の人口しかないということになります。実際に、直近の市議会議員選挙におきましても、当選の最低ラインの方が取った票数が千二百票を超えておりますので、そういった状況からいくと、旧雄勝町の地域の住民の声をなかなか、声を上げたりとか、石巻市という市政に反映させるのが難しい状況にあるのではないかと、私はお話を聞いていて感じていたところであります。
 もう一つ、私が考えるに、四千三百人が千人になったという大きな理由は、要は、減った三千人ほどの方、まあ三千人減ったかどうかというか、実際に三千人減っているんですが、減った方々の多くは実は石巻市のほかの地区にお住まいだということを聞いています。詳しいデータがありませんけれども、感覚からすると大体半分以上の方は石巻市のほかの地区に住んでいる。さっきも申し上げたように、ほかの地区の公営住宅が早くできたので、早く自分たちの生活を安定させるために、同じ石巻市内だからと行政にも言われ、そしてほかの石巻市内のところに移っていると。
 地元の方々から、合併そのものに関しての功罪はあろうと思うけれども、合併をされたから要は旧雄勝町地区にそこまで力が注がれなかったと。つまり、同じ石巻市の中で調整がつくということで旧雄勝町地区に力が注がれないがためにどんどん人口が流出をして千人になってしまったのではないか、合併をしなきゃよかったという声をたくさん聞いてまいりました。
 実際に、支所の対応、旧町村ですから支所ができているわけですけれども、支所も町のときは百三十三人いた職員が今は二十四人ということで、人口以上に職員の数も減らされているということであります。実際に行きましたが、ここが旧町の真ん中か、支所の前かというような本当に閑散とした状況で、なかなか難しいものを実際に感じてまいりました。
 ここは、先ほど申し上げたように、お祭りが途絶えました。千人しかいなくなったことによって、大槌ではあれだけ盛大にやっていたお祭りが途絶えております。
 ましてや、雄勝石というすずり石が大変有名なところでありますが、この伝統工芸、自分の地元を自慢、誇りにする雄勝石のすずりに関しても、今、波板地区会、我々のところでいうと町内会のようなものですが、ここは僅か十軒、そして住んでいる方は二十一人、その方々が雄勝石の石の権利を持って、何とかこれを今伝えております。
 二十一人のうち、私がお話をした七十歳ぐらいの方が、年齢は聞きませんでしたけれども、七十歳ぐらいの方が下から二番目に若い、こう言っている地域で、今、私より若い御夫婦の方がお手伝いで、二人来ていただいてはおりますけれども、本当に風前のともしびというような状況の中で彼らが必死に、七十、八十の方が東京に出ていろいろな催事で実際に売っている、そこから出ていって売っているようなこともやっているということでございます。
 こういった状況を大臣はどうお考えなのか。復興に関してきめ細やかにというお話もありましたから、お考えをお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 坂井学

speaker_id: 24099

日付: 2022-11-15

院: 衆議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会