山口晋の発言 (農林水産委員会)
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○山口(晋)委員 皆さん、おはようございます。衆議院議員の埼玉十区選出の山口晋と申します。
本日、この農水委員会で初めて質問の機会をいただき、地元の皆様方、そして自民党の先生方に本当に心から感謝を申し上げる次第であります。
今、自由民主党の部会においても、まさに畜産物の価格について様々な議論をさせていただき、この十二月中旬に向けた最終局面を迎えているものと承知をしております。その中において、輸入価格、輸入飼料の高騰が続いておって、経営環境が大変に厳しく、事業を継続するのが本当に厳しい、瀬戸際だという切実な声を、地元の鶏卵業者の方々、また酪農の方々からも聞いているところでもあります。
ただ、その一方で、牛乳や卵などの販売価格を上げざるを得ない状況にもかかわらず、マスコミでは、この時期になぜ値上げなのか、消費者に更なる負担を強いるのかなど、生産者に対して大変厳しい視線が向けられております。
是非、農水省としては、関係機関を通じて丁寧な広報をしていただいて、国民の理解を得られるようにまずお願いを申し上げてから、質問に移らせていただきたいと思います。この件に関しては、私たち政治家もしっかりバックアップをさせていただきたいと考えております。
まず、一問目でありますが、食料安全保障に対して、農林水産省の考え方についてお伺いをさせていただきます。
さて、昨今の混迷を極める国際情勢を踏まえると、我が国の安全保障を考えるに当たって、国防に加えて、経済安全保障、エネルギー安全保障、そして食料安全保障も大変重要なテーマであると考えております。
足下、少し円安の動きが落ち着きを見せたところではありますが、様々な資源を海外から輸入する我が国にとって、物価の高騰への対応は重要な課題であると承知をしております。畜産、酪農分野においても飼料の多くを輸入に依存しておりますので、長期的に見れば、やはり国内飼料の増産の推進による自給率向上が必要だと考えております。
現状、日本の食料自給率は三八%、畜産物についても、輸入飼料をカウントしないと自給率は一六%と大変厳しい状況だと認識をしております。もちろん全てを国産で生産することが望ましいと思いますけれども、やはり重要なことは、私は、日本の国情を考えると、バランスが最も重要だと考えております。
来年に向けて、農政の憲法と言われる食料・農業・農村基本法の見直しが行われることと承知をしておりますが、そこで、改めて食料安全保障に対する農林水産省の考え方、意気込みについてお聞かせください。また、その中で、畜産物の自給率をどのように向上させていくのかについても、併せて御見解をお願いをいたします。