稲津久の発言 (農林水産委員会)
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○稲津委員 ありがとうございました。
そして、もう一点、今度は喫緊の対策を求めておきたいと思うんです。
農林漁業セーフティネット資金、これはコロナ特例ですけれども、借入れが増加しています。JA北海道信連の取扱いでは、令和四年度四月から十一月までの間の貸付実績と実行予定で約百十億円を超えています。令和三年度の貸付実績が四十五億円なんですけれども、実にこの時点で三倍になっておるわけですね。そして、いよいよ中には据置期間が終わって償還になる、もう酪農家は非常に頭を抱えているのが現実です。さらに、ぬれ子の価格の低迷、これはもうほとんど値段がつかない状況になっておる。ですから、副産物収入もないに等しいということでございます。
政府は、これまで補正予算や予備費を使って支援されていることは私は一定の評価をさせていただきたいと思いますが、現状は抜き差しならぬ危機的状況である。
緊急の対策として二点申し上げたいと思います。
一つは、セーフティネット資金の償還に当たって、既往資金の柔軟な条件変更と返済負担の長期平準化。もう一つは、酪農経営に対する緊急的、追加的支援を講じること。今、国が取り組んでいただいた酪農対策で、北海道の一頭当たり七千二百円、これは、残念ながら効果は半減でした。酪農経営を確実に支援するために、この際、機動的な追加支援を要望いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。