青山繁晴の発言 (経済産業委員会)
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○青山繁晴君 大臣、誠実な御答弁ありがとうございます。
今大臣もおっしゃった意味は、エネルギーは常にベストミックスで、どれか一つで満たそうとするのは間違いです。その意味では、洋上風力発電も全部が悪いと言っているわけじゃなくて、今の勢いですと、実際の政府の現場あるいは企業の現場見ていると、あるいはチャイナを含めて情報を集めると、海をうずめ尽くして大丈夫というような刷り込みがなされているので、お願いすることは、例えば、はっきり申し上げて、防衛省の発言力は強くないです。日本では安全保障が国の一番の政策になってきたのは最近のことでありますから。防衛庁から防衛省になってからも、そんなに日はたっていないです。経産省と比べれば発言力は弱い。そういうことをありのままに考えて、むしろ謙虚な姿勢でいていただきたいと願います。
次に、円安のことであります。
円安については、当然メリット、デメリット両方あるのは当たり前のことなんですけれども、一つ大事なことは、ようやく我が国は経済安全保障推進法というものを持つようになりました。ただ、そこで、ここでも大きな誤解が、僕、誤解を懸念しているのは、経済安全保障というのは必要な物資、特に重要物資をいつも外国から買えるようにしなきゃいけないというふうに考えている人も政府の中にもいることが感じられます。それは違います。さっきの資源と同じで、本来は自前で賄って、足らざるものは海外との共同によって満たしていくというのが本来の経済安全保障であります。
その観点からいけば、円安に対する考え方も今までとは違うはずであって、普通の国民のために一言だけ分かりやすく申せば、今まで一ドル百円だったら百円の工賃掛けて作ったものを一ドルで外に出していた、例えば部品ですと。それが百五十円になれば、もう給料上げても大丈夫、百五十円になっても、工賃が百五十円になっても同じ一ドルで出せる。
中国がかつてサプライチェーンを世界から奪取していったのは工賃が安いからでありましたが、日本が、この円安のおかげで世界のサプライチェーンの役割を中国じゃなくて日本が担うという実は新しい希望が生まれていると思います。できればここに注力していただきたいんですけれども、西村大臣、いかがでしょう。