中田宏の発言 (経済産業委員会)
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○中田宏君 おはようございます。西村大臣始め、答弁のほどよろしくお願いします。
早速質問に入りたいと思いますが、円安が進んでおります。この円安でありますけれども、足下の円安は、一ドル百五十円を記録するということなどもありましたし、百四十円台の後半で推移するような動きであります。今朝ほど、先ほどは百四十六円台前半というような円安でありましたけれども、この円安の要因というのをひとつ考えてみたいんですが、一つには十年に及ぶ日銀の金融緩和、これがあって、目下のところ日米の金利差が開いているということが当然あります。一方で、根本的な要因のもう一つとして日本経済の停滞、このことも認めざるを得ないというふうに思います。
経済の停滞というのは、そのまた一つとして製造業の空洞化ということも挙げられると思うんですが、生産拠点を海外に移すことで下請企業も含めた空洞化が進んでまいりました。実際に、国内製造業の海外の生産比率は過去二十年で一〇%台が二〇%台にまで上昇をいたしております。
国際競争に打ち勝っていくために民間企業が合理的な判断として海外での生産をしていくということを単純に日本にとってマイナスというふうに決め付けることはできないわけでありますけれども、一方で、最近では製造業が逆に国内に回帰をするというような事例というのも出てきているというふうに認識をしていますけれども、この点、経済産業省はどういう事例があるか把握をしていますでしょうか。