梶原大介の発言 (国土交通委員会)
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○梶原大介君 皆様、おはようございます。自由民主党の梶原大介でございます。
質疑に入ります前に、まず、この七月、多くの皆様のお力によりこの国会の場に送っていただきましたこと、そしてさらには、本日、こうして立法府の場である国会において国土交通大臣を始めとする政府関係者の皆様に質疑を行うこと、また発言ができますことに対し、まず心から感謝を申し上げさせていただきたいと思います。
そして、先輩の議員の先生方には、私、初質問でございますので、直近の国会で議論をされたことと重複することもあろうかと思います。どうか御配慮をいただけますよう、そして政府関係者の皆様には御答弁をいただけますよう、心からお願いを申し上げさせていただきたいと思います。
近年、我が国におきましては、阪神・淡路大震災、そして東日本大震災、また例年のように大規模な風水害、様々な災害に見舞われてきております。そういった中で、多大な犠牲、そうして尊き人命も犠牲となりました。そうしたたびに、それぞれの地域の皆さんがしっかり自分たちが生まれ育った地域、住んでいる地域を復旧復興させていただきたいという思い、そしてまた、その地域のみならず、国全体でそれぞれの復興に取り組むその姿を見、私自身もこの災害に対しては闘い続けなければならないということを強く感じさせていただいております。
そして、その闘いというのは、決して自然を相手に闘うということではないと思っています。私たち人間は自然がなければ生きていけません。この自然にはしっかりと敬意を表し、敬い、そして、時に正しく恐れ、自然に対する知見を積み上げながら共に生きていくものだと思っています。そして、この自然の中で共に生きながら何に闘っていくかということについては、自然災害による人命を失わない、一人の命も失わないということに挑み続ける闘いをしていかなければならないと思っております。私たちの先人が大きな犠牲を払いながら英知を積み重ねてきた、それに対し、更に努力を重ね、英知を積み上げていき、次の世代へこの国土をしっかりつないでいく、そのことに挑戦をすることがまさに闘いであると思っています。
その思いの下、これから国土づくり、そして社会資本整備、また様々な質問をさせて、質疑をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
まず初めに、国土形成計画についてお伺いいたします。
近年の我が国の国土づくりは、昭和三十七年、当時の第二次池田内閣において策定をされました全国総合開発計画を中心に展開をされてまいりました。以来、背景に所得倍増計画や高度経済成長時代、人口や諸機能の東京一極集中など、時代の変化に応じて、第四次全国総合開発計画、二十一世紀のグランドデザインまで、それぞれに基づいて国土づくりが行われてまいりました。
その後、人口減少時代を迎え、開発基調、量的拡大から、国と地方の協働によるビジョンづくりや国土計画体系の簡素化、一体化に向けて、平成十七年、国土総合開発法が抜本的に改正をされ、同年十二月、国土形成計画法が施行をされました。これに基づき、平成二十年、初めての国土形成計画の閣議決定が行われております。
その後、国土交通省において、二〇五〇年を見据えての国土のグランドデザイン二〇五〇などでの検討を踏まえ、平成二十七年、第二次国土形成計画が策定をされ、現在に至っております。
昨年六月、国土審議会計画推進部会に設置されました国土の長期展望専門委員会の最終取りまとめが公表をされております。二〇五〇年を見据えて、国土づくりの究極目標は真の豊かさを実感できる国土であるとしております。
その後、計画推進部会において、人口減少、少子高齢化や巨大災害への、リスクへの対応を始めとした国土の諸課題についての議論を深め、本年七月に中間取りまとめを行い、来年度に新たな国土形成計画の策定が行われることとなっております。
我が国を取り巻く環境は、世界的な安全保障が厳しさを増す中、経済安全保障、食料安全保障などの議論も行われておりますが、今の我が国の様々な諸課題の中で、この国土を次の世代へつないでいくための新たな国土形成計画の策定に向けての御所見を国土交通大臣にお伺いいたします。