石橋通宏の発言 (本会議)

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○石橋通宏君 立憲民主・社民の石橋通宏です。会派を代表して質問いたします。
 岸田総理、私には全く理解ができません。総理は、月曜日の予算委員会で山際大臣の解任を明確に否定したにもかかわらず、その僅か数時間後に山際大臣を解任しました。
 つまり、予算委員会での答弁は、委員会を終わらせるための詭弁だったのでしょうか。だとすれば、それは予算委員会の冒涜であり、国会、国民を愚弄する行為だと断ぜざるを得ません。総理、なぜ予算委員会の場で国民に解任の決断と謝罪を伝えなかったのか、理由を正直にお答えください。
 総理、お分かりでしょうか。今ここで問われているのは、総理御自身の責任なのです。山際大臣の辞任で幕引きなど絶対に許されません。
 まず、八月の内閣改造で、旧統一教会との関係を絶つと言いながら、旧統一教会との密接な関係が指摘をされていた山際大臣を留任させたのは一体なぜだったのですか。そのとき、山際大臣に旧統一教会との関係をどう確認したのかを含めて御説明ください。
 山際大臣は、留任後にも次々と旧統一教会や関連団体との関係が暴露され、そのたびに記憶がない、覚えがない、記録もないを繰り返し、大臣としての資質も責任感のかけらもないことをさらけ出しました。なのに、なぜ臨時国会が始まる前に解任しなかったのか、総理、その理由も是非説明してください。
 総理がこの期に至るまで解任を決断しなかった結果、ようやく始まったこの臨時国会で、山際大臣に担当させた新型コロナ対策や経済再生や社会保障改革など、国民の命や暮らしを守るために極めて重要な政策論議が完全に停滞しました。この失われた四週間の責任を総理はどう取るおつもりなのか、国民に対する謝罪も含めて、この場で明確に御答弁ください。
 もし総理に反省する気持ちがあり、本気で旧統一教会との関係を絶つ決意なのであれば、今ここで三つの約束を国民にすべきです。
 第一に、今すぐに旧統一教会に対する解散命令を請求するとともに、二世や御家族を含めた被害者の救済と保護のための法案を今国会で必ず成立させること。与野党協議会での与党の極めて後ろ向きな態度を、総理が変えさせてください。
 第二に、細田博之衆院議長と安倍晋三元総理に対する旧統一教会や関連団体との関係の徹底調査を命ずるとともに、全ての自民党議員、特に、現政務三役やこれまで政務三役の任にあった議員について、推薦確認書の類いの取り交わしや選挙応援があったのか否か、党としての徹底調査を命じ、結果を全て公表すること。
 そして第三に、今回、脱税疑惑に加え、新たに有印私文書偽造の疑いまでもが指摘をされている寺田総務大臣や、同じく脱税疑惑が指摘をされている秋葉復興大臣、さらに、新たな疑惑が指摘をされている政務三役について、国会、国民への説明責任を果たすことを総理が命じ、果たされなければ、即時解任すること。
 以上三点について、岸田総理の決断と約束をこの場で国民に御答弁ください。
 最後に、後藤新大臣にも伺います。
 大臣は、旧統一教会又はその関連団体との間で、政策協定書を交わしたことがありましたか。また、これまで旧統一教会とは一切の関係、関わりがなかったと、この場で国民に断言できるでしょうか。明確にお答えください。
 岸田総理、重要課題が山積する中で、大事な臨時国会の審議を停滞させた、いや、開会からの四週間を台なしにした総理の責任は極めて重い。総理が本当に聞く耳を持ち、国民の信頼と共感が大事だと言うのなら、先ほどの三つの約束を今すぐ断行すべきことを強く訴え、私の質問を終わります。(拍手)
   〔内閣総理大臣岸田文雄君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 121015254X00420221028_006

発言者: 石橋通宏

speaker_id: 20059

日付: 2022-10-28

院: 参議院

会議名: 本会議