河西宏一の発言 (安全保障委員会)
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○河西委員 ありがとうございます。
次に、この円滑化協定の適用範囲についてお伺いをいたします。
この協定がいわゆる日米同盟と決定的に異なる点は、申し上げるまでもなく、日米同盟には、安保条約第五条の米国による対日防衛義務、そして第六条の在日米軍の基地駐留が柱である。その一方で、円滑化協定は、先ほどもお触れになられました、自衛隊と他国軍の相互の一時的訪問にとどまっているわけでございまして、三文書の書きぶりも、日米同盟は抑止力、対処力と明記をされる一方で、同志国は連携強化にとどめているわけでございます。
他方、協定の内容を見る限り、この協力活動は、従来の共同訓練や災害救助に限定されたものではなく、また、日本あるいは日本周辺の有事において豪州軍や英国軍が我が国を訪問して実施する活動、これは排除されているものではないというふうに拝見をいたしました。
先日の外務委員会では、今回の協定は有事を対象としたものではない安全保障上の協定かという問いに対して、そのように考えていると御答弁があったところでありますが、当委員会では正確にお伺いをいたしたいと思います。
この円滑化協定は、いわゆるグレーゾーン事態や重要影響事態あるいは武力攻撃事態等において豪州軍や英国軍が我が国領域内で実施する活動に適用されるケースは想定され得るのか、また、存立危機事態における我が国と密接な関係にある他国に、この円滑化協定の下で活動する豪州軍、英国軍は含まれ得るのか、大臣から御答弁をいただきたいと思っております。