高木啓の発言 (安全保障委員会)
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○高木大臣政務官 河西宏一先生の御質問にお答え申し上げます。
四月一日及び二日、林外務大臣は、外務大臣としては約三年ぶりに中国を訪問いたしました。滞在中、秦剛国務委員兼外交部長及び王毅外事工作委員会弁公室主任との間で会談を実施いたしまして、また、李強国務院総理への表敬も行わせていただきました。特に、秦剛部長との初の対面での日中外相会談において、諸懸案も含めて、長時間にわたり率直な議論を行ったことは有意義であったと考えております。
秦剛部長との会談の冒頭、林大臣から、日中両国には様々な可能性があるが、同時に数多くの課題や深刻な懸念に直面しており、非常に重要な局面にある、また、日中両国は地域及び国際社会の平和と繁栄に共に重要な責任を有する大国でもあることを指摘の上、建設的かつ安定的な日中関係の構築を実施に移していくため、双方が努力を続けていきたい旨を述べ、秦剛部長から同様の考え方が示されたところであります。
また、林大臣から、尖閣諸島をめぐる情勢を含む東シナ海情勢、中国の我が国周辺での軍事活動の活発化等について深刻な懸念を改めて表明をいたしまして、双方は、安全保障分野を含めた意思疎通の重要性を改めて確認するとともに、日中防衛当局間の海空連絡メカニズムの下でのホットライン設置完了を歓迎いたしたところであります。
さらに、ウクライナ情勢や北朝鮮への対応等の地域情勢や国際的課題についても意見交換を行いました。特に、ウクライナ情勢については、林大臣から、中国が国際の平和と安全の維持に責任ある役割を果たすよう求めたところであります。
双方は、引き続き、首脳、外相レベルを含めたあらゆるレベルでの、緊密に意思疎通を行っていくことで一致したところであります。