佐藤丙午の発言 (安全保障委員会)
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○佐藤参考人 ありがとうございます。
防衛産業をいかに魅力的なものにしていくのかというのは、非常に難しい課題であることは皆さんも御存じのとおりだと思います。
国内では、いまだに防衛生産というものに対するいわゆるアレルギーのようなものが民間企業の中にも、また大学にもありますので、そのような中で、何か決定的な政策によって魅力や競争力を高める、防衛産業に対する支持が集まるようなことというのはなかなか難しいと思います。
諸外国の例を参考にしながら、またそれを日本に当てはめてみたときに、やはり国際的な競争力、コンペティションが、自分たちが造った製品や技術というのが国際的な競争の中である程度の優位を確保しているという姿を見ることというのが、実は一つの魅力の源泉になるのではないかなというふうに思います。やはり、魅力にしても、競争力にしても、何らかのインセンティブがないと駄目だと思います。
これは、米国におけるDARPAなんかを見ていても、世界最高水準の技術競争の場で勝利をするということに対して、世界中から企業が集まってまいります。日本も同じでございます。
そのような場を設けることは、そこまではできないかもしれませんけれども、そういうふうな、技術競争においていかに日本が優位に立つのか、立てるのか、自分たちの企業が立てるのかということを、そういう場を用意し、それで、そういうふうな姿、競争で優位に立てる姿を見せるというところも非常に重要な措置なのではないかなと考えております。