篠原孝の発言 (憲法審査会)

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○篠原(孝)委員 立憲民主党、略称民主党の篠原孝です。
 いろいろ言われていますので、ちょっと違った観点から御意見を申し上げたいと思います。
 我が党が憲法の議論に後ろ向きだというのをいろいろ言われていますけれども、小野さんからいろいろクレームがつきましたけれども、我々は、ルールに従ってやりましょうと言っているだけで、予算委員会開催中は開かないということ、それだけ言っているだけですし、それから、国会議員の任期延長、この議論をするのもいいんですが、これだけをとっととっとと急ぐというのは、余りにも急ぎ過ぎじゃないかということを言っているだけなんです。
 私は、船田さんとは、神宮の森を守るので共闘して今一生懸命やっているところですけれども、何か、皆さんの共闘について船田さんがお褒めになったということですけれども、私は余り褒める気にはなれません。
 選挙もできないときに国会議員が大量に欠けるというのは、やはり、憲法は、国会は国権の最高機関と言っているので、問題だと思いますよ。それを補うためのルール作りは必要だと思います。だから、憲法は、最初から緊急集会というのを認めているわけです。
 浜地さんが言われた、フルサイズのものじゃないというのは、それはそのとおりだと思います。それから、玉木さんが、何か、衆議院の予算の先議はどうなるとか、それはけちをつけたらいろいろあると思いますけれども、こういう緊急事態ぐらいは参議院に花を持たせるというのが我々衆議院の情け心じゃないかと思います。後で補えばいいんです。頭から否定するなんていうのは、私は問題だと思います。
 それで、これは前も申し上げましたけれども、国会の審議を重視するというなら、これは城井さんが言いましたし、我々立憲と維新が仲よくしているのもあるわけですよ。昨年秋に共同提出している臨時国会召集の関係の法律です。こういうことこそさっさとやるべきで、同じように、国会の審議をどんどんやるんだというなら、そっちを重視すべきだと思います。
 そして、私は、今どうもあれなのは、それを、みんなすぐ憲法改正、改正と言うので、国会改革について議論するのはいいことだと思います。ですから、今の緊急集会の、補うようなところは、今、任期延長とかいうのもそうですけれども、そういうのは、特別法で何か工夫をして、改正して、さっさとやって、そして、後でまとめて一緒に憲法改正にしていった方が私はいいんじゃないかと思います。
 重ねて申し上げますけれども、そこまで国会ないし国会議員の役割を大切にするんだったら、皆さんいろいろ触れられました、安保関連三文書ですよね、これからどうやって議論していくのかというのを。
 二〇一五年の安保法制については、参考人の人たちにも来ていただいて相当議論したわけです。しかし、今回、いろいろ問題になっている反撃能力と専守防衛の関係について、これは皆さん触れられて、北神さんなんかも非常に威勢のいい意見を言われました。私は、そういう意見はあると思います。だから、それこそここできちんと議論すべきじゃないかと私は思います。絶好の機会だと思います。
 だけれども、そればかりをまたやるとよくないので、ほかにも、LGBTの問題もありますし、何か突然、放送法と言論の自由の問題もあります、そういったことをやっていくべきだと思いますね。
 岸田総理は安保政策の大転換だと言っていられますが、それだったら、緊急事態でも何でもないのに、我々の議論を全然せずに閣議決定だけで決めてしまうというのは、やはりこれは国会軽視極まれりだと思います。やることをやってから、やっていただきたいと思う。
 このままいったら、今、こんな平和な時代にすら、国会に少しも諮ることなく政府で決めているわけです。それで、アメリカに行って、先に報告しているような感じです。ですから、赤嶺さんが指摘されましたが、緊急事態などになったら、国会は全く無視されて、今以上に行政が突っ走って、また再び同じ間違いをするんじゃないかと思います。
 新藤委員が言われた、七のところ、緊急政令、緊急財政処分、私は、これは大事なことで、こっちの方のところなんかもちゃんと、やるんだったらやっていくべきだと思いますね、そういうのを、正々堂々と。国会議員の任期延長ばかりを前面に立ててやっていくというのは、ちょっとゆがんでいるんじゃないかと思います。
 それから最後に、森審査会長にお願いですけれども、私は、この憲法審査会の進め方は気に入っています、何でも自由に言える。ちょっと自由が制約されていますけれども。
 私は、OECD代表部というところで三年間議論をしました。どうやって議論するのかというと、同じです、旗を立ててやるので。下手くそな英語ですけれども、日本人としては異例の頻度で発言したと思います。
 なぜかというと、本省から抽象的な議論について訓令が来ないんです。だけれども、どうやって議論するかというと、各国から集まって、パリに来るわけですから、じっくりやるわけです。午前三時間、午後三時間やるんです、それで三日間やるんです。私は、一時間半ぐらいでちょこちょこ終わっているというのは余りよくないので。
 名札を立ててやる。名札は何でやっているかというと、最初に所属の党を言えと言われましたけれども、この趣旨は、憲法は党派を超えて議論していくべきだと。だから、党、どこでもいいとは言いませんよ、言いませんけれども、発言時間を決めて、登録した者であるというのは、いつか決まったルールだと思いますけれども、それを取っ払って、もっと私が自由に発言できるような機会を与えていただけることをお願いいたしまして、私の発言を終わります。

発言情報

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発言者: 篠原孝

speaker_id: 13215

日付: 2023-03-09

院: 衆議院

会議名: 憲法審査会