津島淳の発言 (国土交通委員会)

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○津島委員 豊田副大臣、ありがとうございます。
 住宅のみならず、その周辺環境にも配慮したまちづくりを進めていくというお答えがございました。非常に大事な視点であろうと思っております。是非そういう観点で国がまずリードしていく、そして、地域においてまちづくりと子育て支援ということ、これはもう大事な視点であると、もう子供ファーストという視点で全国の自治体が取り組んでいただくように、国交省にはまず先頭を切って引っ張っていっていただきたいと思います。ありがとうございます。
 では次に、地域公共交通の活性化についてでございます。
 都市政策と公共交通政策という、これまた車の両輪で、これを一体として考えていく必要があると私はかねてからそう申し上げております。そして、ローカル鉄道のことが今問題になっておりますが、バス路線についても大変厳しい状況で、路線の縮小、そして廃止という流れがどうしても生じているのも事実であります。
 そこで、やはり利用者利便を図り、公共交通を再構築していくということで、今国会ではそれに関連する法案が出てくると承知をしております。
 ローカル鉄道のことが今本当に世の中で議論されて、様々な角度から取り上げられるようになったというのは、これは国民の間で問題意識が高まっているという意味で、非常にある意味評価ができることだと思います。
 地元でも、JR東日本津軽線というのがあるんですが、津軽半島、竜飛岬と、津軽海峡冬景色にも出てまいりますが、あの竜飛岬の最寄りの三厩というところが、いわゆる盲腸線という形で、ローカル線、そこの存廃が今地元でも、まず任意の協議会ということで、JR東日本から説明を聞くという形で始まってきております。が、なかなかに、議論がこの先どうなるかという、正直まだ見通せないところがあります。
 でも、このローカル線の問題というのは、その核心というのは、なぜ利用客が減ったのか、どうしたら乗っていただけるのだろうかということをみんなが虚心坦懐に考えるというところ、そこから始まるんだろうと思っています。
 元々、人口減というところにモータリゼーションが加わって利用客が減る、そうすると減便が起こる、不便になったので更に乗らなくなる。もう地方では公共交通を使うということが当たり前でないというのが、むしろ車利用が当たり前みたいな形になって、乗り方が分からないとかそういう方もいらっしゃる、そういう状況です。
 地域公共交通、とりわけ鉄道を考える上で、私は三つのポイントがあると思っていて、まずは、鉄道に対する人々の思いというのは、これは地域のシンボル的存在である。これは、言い換えるならば、地域の宝、あるいは鉄道で東京とつながっている一つの安心感であるとか、そういったエモーショナルな部分での鉄道に対する地域の思い、これはしっかりあるとやはり認識しなきゃいけないと思います。
 だけれども、一方で、事業者さんとすれば、事業性、つまり現行の運賃で維持できるかという事業の継続性、事業性ということですね。
 それから、三つ目は利便性です、これは利用者から見た場合の。利便性。本数、使いやすいダイヤか、そして運賃が適正なものか、それから所要時間、そういったもろもろの要素といったものを、三つ、やはり念頭に置いて、これから国が協議会というものを設置していくときには、まず今の三つのポイント、とりわけ、やはり地域にとって鉄道が大事な存在、宝であるという、そういう認識は持った上で、でも、いかにしたら乗っていただけるようにできるのか、どういうモードが利用者にとって便利なものなのか、そういった点を議論していく必要があると思うんです。
 そこで、こうした三つのポイントを含めて、国が地域における協議をリードすること、それから、利便性、持続可能性、生産性の高い地域公共交通ネットワークの再構築に向けて、法制度、予算等、あらゆる政策資源を投入して取り組んでいくべきと考えておりますが、是非その決意を副大臣にお尋ねをします。

発言情報

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発言者: 津島淳

speaker_id: 16167

日付: 2023-03-10

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会