中川康洋の発言 (国土交通委員会)
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○中川(康)委員 ありがとうございました。
私も過去から被害者団体の方とのつながりというかおつき合いがございまして、一般会計から繰り戻されていない時代に、その頃からやはり被害者支援というのを大変に心配する声がございました。特に、そういったお子さんを持つ親御さんから、親亡き後の対応、対策がやはり大変心配だという声をずっと聞いておりました。
そういった意味においては、一義的には、繰戻しをしっかりしてもらいたいということで過去にも提案してきたわけですけれども、今回、やはり枯渇というところの心配がある中で、被害者団体も入って協議会を立ち上げていただいて、そして、恒久的な財源措置をしていただいた、私はこれは非常に評価をするところでありますし、被害者団体の代表の方からも、一定程度、本当にこれで安心できたというか、本当に安堵の声を聞いております。
事故というのはあってはならぬわけですけれども、やはりそういったところが起きる中で、そこをどう保障していくのか、これはやはり国の責任でもあるというふうにも思いますので、これは財務大臣との直接折衝の中で、今、繰戻しを、少しずつではありますけれども、行っていただいていますけれども、そういった取組を今後とも継続していただきたいなと思っています。
実は、公明党といたしましても、先週の木曜日に、前大臣であります赤羽大臣を中心に、事故撲滅のためのプロジェクトチームというのを立ち上げさせていただきました。そして、そういった支援対策、これをどう充実させていくのかということで、我々、党内でも議論をして、そしてまた、国交省の方にも提案をさせていただきたいと思いますので、そういった提言内容等にも是非ともお答えをいただきたいということも、要望として申し上げさせていただきたいと思います。
では、続きまして、私も、大雪対策について一点お伺いします。
この点についても、大臣所信で述べられておるんですけれども、本年一月二十五日未明から二十六日にかけて、日本列島を襲いました最強寒波による大雪の影響によりまして、三重、滋賀両県境の新名神高速道路では、トラックなど多数の車両が立ち往生となりまして、その滞留区間は最大で三十四キロにも達しました。また、滞留解消に要した時間も丸一日を超える二十八時間もかかったということから、当時、報道などでも大変大きくこの事案は取り上げられました。
近年、大雪の際の立ち往生対策をめぐっては、国や高速道路会社があらかじめ通行止めにする予防的な通行止め、これを進めておりますが、中日本高速道路は、新名神でこの予防的な通行止めを行っておりませんでした。ちなみに、新名神と並行して三重県、奈良県を結ぶ名阪国道、これは二十四日の午後七時から予防的通行止めを実施したために、滞留などの被害は出ておりません。
大臣は、今回の所信の中で、これら自然災害などの事案に対して、今後は、災害発生時の国民生活への影響を最小限に抑えるため、引き続き、連携体制の確保や、事業者の指導監督、国民への適切な情報提供の推進に取り組んでまいりますというふうに述べていただいておりますが、このような事案は、一歩間違えばドライバーの命にも関わる問題でありまして、決して看過できるものではございません。
そこで、改めて伺いますが、国交省は、今回の新名神高速道路での大規模な車両滞留を引き起こした原因、これをどのように分析しているのか、また、今後の再発の防止策について、どのような具体的な取組を行ったのか、お伺いをいたします。よろしくお願いいたします。