2023-04-26
衆議院
加藤竜祥
政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会
加藤竜祥の発言 (政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)
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○加藤(竜)委員 自由民主党の加藤竜祥です。
発言の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。
私からは、選挙運動における政党ポスター、ビラの枚数制限について意見を述べさせていただきます。
私は、選挙期間中の政党用ポスターや選挙用のビラについて、枚数制限を撤廃するべきと考えます。
御承知のとおり、衆議院小選挙区政党用ポスターの枚数は各選挙区千枚に限られております。また、候補者個人用ビラ七万枚、政党ビラ、各選挙区四万枚と、枚数制限があります。これは、数を制限する公選法の各規定が、無秩序に掲載、配布されることを防ぐ目的があると理解をいたしておりますが、選挙区の地理、地形や人口密度を考慮に入れず、一律に枚数を規制することは合理的でないと思います。
私の選挙区の、例に出して恐縮ではございますが、東西に六十キロ以上と長く、人口密集地がないため、政党用ポスターの設置位置に大変苦労をいたしております。さらに、今回の十増十減により、離島地域も選挙区に含まれました。選挙区の面積や人口が増えるにもかかわらず、政党ポスターの数、ビラの枚数を増やすことができません。これは、地域の有権者の、政党の主張や候補者の判断材料に触れる機会を減らしていることになるかと思います。
有権者の皆様方に候補者の名前や顔、主義主張を知ってもらう手段を最大限尊重して、住民の皆様方の生活に害を与えるような配布の方法、体系だけ制限をかければよいのかと考えております。
続きまして、作ることができるビラの種類とサイズですが、個人用と政党用、両方のチラシの作れる種類を無制限にし、サイズもA3に統一すべきだと考えます。
地方の選挙区は大変広く、多様な特色のある自治体が存在をいたします。例えば、私の選挙区では都市近郊、県央地区、半島、離島と、基幹産業も様々な違いがあります。政党用ビラは種類無制限である一方で、個人用は、二種類に限られていると同時に、ビラのサイズがA4と、小さいサイズの規制があります。限られたスペースで、地域の全ての有権者の関心事項に応じた政策を訴えることは不可能です。制限をなくして、地域ごとの特色に応じた種類の、複数の種類のビラを作成することを可能とすれば、有権者の判断材料が増えることになりますし、候補者の主張をより幅広く知ることができるようになると思います。
また、証紙の貼付についてですが、枚数制限があるために、ポスターやビラには証紙の貼付を求められますが、先ほどから皆様方がおっしゃっているとおり、この作業は膨大な時間と人数を要します。しかも、立候補の受付を済ませてから証紙の交付を受けるので、これをポスター、ビラに早急に貼る必要があります。証紙を早急に貼る後、各候補者の陣営が、競い合うように政党掲示板にポスターを貼りに動きます。恐らく、ここにいる先生方全員が、ボランティアの皆様方の御支援により、この作業を行っていると思います。このルールは、御協力いただいている方々の多大な御負担の上に成っております。この作業が遅れると、ただでさえ短い選挙期間の中で、有権者が候補者の情報に触れることが少なくなります。候補者にとっても、有権者にとっても、デメリットが大きい制度かと思います。
以上が私の意見です。ありがとうございました。