福島伸享の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○福島委員 私は、ここは大臣が胸を張って自慢するところだと思ったので、お聞きをしたんですけれども。私は、よく来てくれたと思うんです。
私も、かつて落選中に東京財団というところでシンクタンクの運営に携わったときがありまして、構想日本に行った加藤秀樹さんが会長になって、おまえ、手伝えということで、研究部ディレクターということで、新しいシンクタンクをつくろうということで、亡くなられた青木昌彦スタンフォード大学名誉教授をお招きして、やはり同じような新しい研究組織を取り組んだときがあります。
青木先生は、そのときのアメリカでの様々な研究環境を踏まえて、きつく言われたことは、まず、事務方の運営管理部門は研究部門に干渉するな、そこに一線を引きなさい、あなたはただの東大を出た学士でしかないから、PhDも持っていないようなやつは研究者に一々干渉するなということをきつく言われました。もう一つは、研究部門は研究者同士の間の厳しいピアレビューを受ける仕組みをつくりなさいと。三つ目は、研究部門の事業の管理を行うことが必要なんですね、マネジャーが必要なんですけれども、それは事務方の人じゃなくて、きちんとPhDを持った同じ研究者にしてくれというのを、三つ、きつく言われたんですよ。
何でそれを言うかというと、この理事を見ると、理事、執行役四人のうちの二人が役人で、二人が技術の分かる人なんですけれども、これだけでは、私はF―REIの研究をうまくマネジメントできないんじゃないかと思うんですよ。
今、成功されていると言われる沖縄の科学技術大学院大学、OISTは理事が十六人おります。日本人は二人しかおりません。ノーベル賞を受けた人と、もう一人は科学技術庁出身者で、その人が事務局長です。まさに事務部門です。あとはノーベル賞級の人とかの研究者だけで、まさに研究部門同士のピアレビューを行うための理事会というのになっているんですね、OISTは。それがない。これはずっと法案審議のときから指摘してきたことなんですね。
ただ、ここで今できたのはまだ第一段階でしょうから、これからやるときに、個々のプロジェクトを実施していくと思うんですよ、そのプロジェクトを実施するプロジェクトオフィサーとかプロジェクトマネジャーというのがいるんですけれども、そこに、若手の博士課程を出たオーバードクターの人とか、研究の最前線で、ノーベル賞は取ることはいかないけれども、優秀な人を集めるとか、やはり運営体制、マネジメント体制をどうつくるかがコアだと思うんですけれども、そこについてどうお考えか、大臣のお考えをお聞かせください。