松本尚の発言 (内閣委員会)

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○松本(尚)委員 おはようございます。自由民主党の松本尚でございます。
 今日は一般質問ということで、かねてから私がいろいろと気にしておりました件について質問をしていきたいと思います。
 私は、長年にわたり、外傷患者に対する外科診療を専門としておりました。例えば、刺された人、撃たれた人、あるいは交通事故に遭った人、高いところから落ちてしまった人、こういった重症の患者さんを治療してきたわけでありますけれども、それに加えまして、ドクターヘリとかドクターカーを使った、救急現場に医師を派遣する仕組みの構築というものにも注力をしてきました。これを病院前救急診療というふうに申しまして、今は一つの診療領域として確立をしておるわけであります。
 その結果、外傷患者さんに対して、救急現場から早期に医療を介入することによって、救命率を格段に上昇させることができました。
 お手元に資料を配付しておりますけれども、資料の一番というのは、救急現場からの医療介入によって、病院にその患者さんが到着するまでの間に、いわゆるバイタルサインといって、収縮期の血圧とか呼吸数とか、あるいは意識の状態というものがどれぐらいよくなったかというのを示したグラフでありますけれども、これが統計学的に、病院に到着したときには上昇しているというようなものを示したものであります。
 それから、資料の二番目ですけれども、そういった患者さんのうち、特に、そういった患者さんは予測生存率というものを計算できるようになっておるんですけれども、その予測生存率が七〇%を切るような症例であっても、これも統計学的に有意に救命をしてきたというデータを、これは両方とも私が書いた論文で、私の勤めていた病院でもって調べた結果でございますけれども、こういったようなデータが出てきているということであります。
 こういう医学的なあるいは科学的な背景を基にして、本日は、警察とそして医療機関による、事件現場における医療提供体制の構築といったものについて質問をさせていただきたいと思います。
 こういった意図は、元々、人質の立てこもり事件等々でも被害者が出ているわけでありますけれども、昨年の安倍総理の銃撃事件とか、あるいは先般の岸田総理への爆発物の投擲などのような事件などもあって、こういったいろいろな事件の場所場所に医療の早い介入というものが必要なのではないかといったようなところにも、今日の質問の意図が込められているということを御承知おきいただきたいと思います。
 まず、二〇〇〇年以降の全国の人質の立てこもり事件における被害者そして被疑者、警察官等の死亡者数や負傷者数について、警察庁の方から伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 松本尚

speaker_id: 19953

日付: 2023-04-28

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会