松本尚の発言 (内閣委員会)

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○松本(尚)委員 ありがとうございます。
 今、質問にお答えいただきましたけれども、実は私もこの訓練等々には参加をしておりまして、今日は、こういった質問をしているのは、是非皆さんにも御理解をいただきたいと同時に、しっかり議事録に残して、こういうことをやっているんだということを国民の皆さんにも知っていただきたいということで、今、説明をしていただいたところであります。
 今の御回答にありましたように、年に数回の訓練を実行していくことによって、警察、特に現場に出動する捜査チームに対して、医療チームは一体何をやるのか、医療チームにとっては警察組織に対する理解、こういった相互理解を進めることになるというふうに思います。
 私、なぜこれを推進したかというと、先ほどにももうお話ししましたけれども、我々の命を守ってくれている警察官が、危険を冒して現場に突入していくというようなこともある。彼らを守らずして一体何の医療だというような思いが非常に強くて、もちろん被害者の方、それから、事件の解決に対しては被疑者もちゃんと命を守るということが必要ですけれども、どうしてもそこのところをしっかりとやりたかったというのが目的であります。
 そういった意味で、今御回答いただきましたけれども、四回の訓練で九十名、五十名、七十名、九十名というふうに警察の方がたくさん参加をしていただき、医療のチームとの相互理解を深めたということは非常に価値のあるものだろうと思っています。
 この合同訓練は、警察官の皆さんへの外傷診療の基礎的な知識、そして、止血のためのタニケット、止血用具ですけれども、これの使用方法の伝授を行い、また実動訓練では、人質立てこもりのシナリオを作り、現場突入から人質の救出、救助、犯人確保、そして負傷者への医療チームの介入、搬送までを一つの流れとして実施させていただいておりました。
 資料三は、そのときの様子を撮影したものであります。これは千葉県の機動隊の持つ組織の中で集まったものですけれども、ここにいわゆる被害者の方が寝かされていて、医療チームが、安全を確保された後、これは犯人確保後ですけれども、この場合はたしか撃たれた患者さんだったと思いますが、速やかにこれを診察し治療をしということであります。周辺には機動隊の方、これは千葉県警の突入救助班の方々ですけれども、どういうことをやるのか、どういう格好で自分たちを守ってくれるのかといったことも含めながら見学をしているところでございます。
 このように、危険を冒して現場に突入する警察官の生命を守るという思いを持たせることで、警察の皆さんからの信頼を得、それが警察官と医療チームの一体感を強くできたというふうに思っております。
 さて、このような事件現場への医療チームの派遣と待機、そして早期の医療介入について、警察組織と医療機関の間での協定締結というのは、千葉県のほかに東京都でも行われております。千葉県警での訓練時には神奈川県警からも見学者が来られておりまして、同県警も協定について強い興味を示しておりました。
 残念ながら、新型コロナのパンデミックにより、その流れが立ち消えになっているのではないかというふうに推察しておりますが、ここで谷国家公安委員長に質問したいのですけれども、こういった取組を全国の府県警まで拡大していくという可能性、あるいはその意思があるかどうかについて伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 松本尚

speaker_id: 19953

日付: 2023-04-28

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会